こういうの無かった!

文明のルーツを探求する主人公。
vs.
超古代の遺産を我が物にせんとするものたち。

国家組織、聖職者や軍人と言った人物像、科学的考察、考古学的背景、宗教、言語学、果ては街並みの描写まで・・・取り巻く舞台設定が、とにかく広範囲で、なおかつ緻密、リアル!

それら圧倒的な知識量が、読者を襲う。

・・・これは、なかなかお目にかかれない逸品。

だが、それ(ミステリー)だけではない。

そこに食い込んできた、謎めくヴィオレンテーリア。

超古代遺産の探求x美少女。

早く先が読みたい!