第5話食いつき

「はぁ?、行方不明どこの誰よ」


思わず、後ろを確認するーー「新人だ、少し前に出た安全地帯ゾーン」を抜けたぞ


「まずい」


武器に手をかける、「武器は」カラシニコフロシアの銃であり、

どこでも使える銃なのだが

ーーそれを、二丁、ジーンズの後ろ側に手をかける


何かがあったらすぐに打てるように

「全員警戒態勢、警戒態勢」


ーーー追われてる、来たのは濁流のような黒い虫

で、毒をを出す、嫉妬の塊


―ー糸ではなく、毒を出す蜘蛛


遅かった、クモの糸にからめとられた少女


ーーカラシニコフが火を噴くーー弾丸にこめられた「呪符」が、

いとをやききる



ヘッドショットでも、ひるまない「上等」


ーーーまだ、かなりの距離がある

「---かん」

弾丸に込められた、彫刻が獄炎の炎を生み出し、黒い蜘蛛を飲みつくす

「焼けこげろーーー」



そして決め台詞を言う、顔を上にあげ、左手で、前髪をつかみ

凶悪そうに

「--燃え尽きろ」


そして、にたぁと笑う、嗤う、でも冷静だ


こんな状態でもトリガーハッピーには少ししかならない


一兆の拳銃に、「風」の弾丸を装填する


招風しょうふう

風と炎――合わさり獄炎を生み出す「水」と「土」そして「金」


「木」を打ち出し――最後に、炎


それらをそれぞれ、「相生」になるよう、配置して撃つ



ーーー「よかった無事だ」


蜘蛛はハゼ、人質は助かる


ーーー彼女は、「倉富」家の人間である、

そしてーー倉富家は、独立したものの


白蛇様というものがある。それが生み出す――俗に祟りと呼ばれる


「梅原病」これのせいで、父親の代は死者が続出止まらなくなる


呪いが止まらない――止まれないのだ


ーーーだが、止まった、一昔前に、「人身御供」

人間人形を、埋めて

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