クリスマスなのに婚約破棄するなんておかしいでしょ!~私はある事をして不満をはらす~

一ノ瀬 彩音

第1話 クリスマス

今日はクリスマスの日です。


クリスマスと言えば、大好きな人と共に過ごせる日です。


私は大好きな人がいて、しかも婚約している人なので

その人と一緒に過ごすのです。


今、私はその人と過ごすために私は待ち合わせ場所に

来ているのでした。


数分後、その人は来てくれて私はホッとしているのです。


「守、今日は何処に連れてってくれるの?」


「そうだな、何処にしようかな」


守は私のために考えているのですけど、いつもと雰囲気が

違うのと何処かおかしいです。


「悪い、思いつかない」


「そんなぁ~」


私が落ち込んでいると守はある事を言ってくるのでした。


「婚約していると思うが、婚約破棄させてほしい」


「えっ? 今日クリスマスだよ」


「クリスマスだからこそ、婚約破棄じゃないか」


「何その理由」


「婚約破棄させてもらうけどな」


「どうしてそうなるのよ」


「美知枝には関係ない」


「関係ないってひっどい~」


「じゃあな」


私は婚約破棄されたのですが、私は不満でした。


どうしてクリスマスの日に婚約破棄されないといけないのかなって

思うのですが、理由がクリスマスだからって変じゃない。


私自身は不満が溜まっているので解消しないといけないのです。


昨日、雪が降ってて積もっている雪があったので私はそれを

手に取ると、婚約破棄してきた守にぶつけるのでした。


そうすると守はこう言ってくるのです。


「何するんだよ、美知枝」


「婚約破棄してきた守がいけないの」


「何でだよ、いいじゃないか」


「うるさい、私は不満なの、だから雪を投げつけたの」


私は不満を解消しない事にはどうにもならないのです。


「雪をぶつけるなんてだめだろ」


「知りませんっ!」


私はまだ雪を手に取ると守に雪をぶつけているのでした。


「あのな、もうさ、美知枝には未練がないから婚約破棄したんだよ」


「婚約破棄、婚約破棄ってうるさい」


「もういい、じゃあな」


守は婚約破棄を済ませると何処かへ本当に行ってしまったのです。


私は雪を投げつける事で不満を解消出来たのはいいけれど、

なんかみっともないという感じです。


こんな事ならもっと尽くしていれば良かったのかなと思います。


婚約破棄される理由っていくつかあると思うけれど、

私には思い当たるのがいくつかあってわかりません。


恋愛って時にはつらいもので嫌な時もありますけど、

それでも楽しいなって思える時もあるので

恋愛するのをやめれない。


しかし、今回は婚約破棄されてしまった事は事実なので

次に生かせるように頑張りたいです。


それにしてもクリスマスの日に婚約破棄しなくても

いいんじゃないのかなって思います。


今年のクリスマスはひとりぼっちです。


とても寂しい日になりそうです。


本当に寂しくて泣きたいです。


泣いたら負けのような気がして泣きません。


私はこれに懲りずに次の恋愛も頑張ります。


心の中で幸せになる事を誓って!

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クリスマスなのに婚約破棄するなんておかしいでしょ!~私はある事をして不満をはらす~ 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019

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