瑠花視点:パート6
日曜日、昨日の今日で悪いが梨友とまたデートをした。
昨日の事を忘れたかったからだ。
デートの場所はカラオケにした。
ここなら個室だし、私が梨友に何しても他人に見られることはまずあまりない。
梨友の歌声って可愛いんだなぁ。
また新たな魅力を発見してしまった。
ある程度2人満足するまで歌い、梨友の隣に座る。
肩をよせ顔を合わせキスをする。
そして腹を殴る。
口が離れないように梨友の頭を抑えながら。
梨友の吐息が荒くなる。
興奮と息がしにくいせいだろう。
ゾクゾクする。
あぁ、私の愛しい梨友。
時間はあっという間に過ぎ、家に帰ることになった。
今日は休日のため、両親とも家にいるが、荒れてる様子はない。
仕事がないからだ。
月曜日。
音亜が話しかけてこなくなった。
目も合わせなくなった。
これ幸いと梨友と常に一緒にいるようにした。
クラスの人たちとも話せるようになり、人だかりが私の周りに出来ていた。
その会話の中で自然とバレる形で私と梨友が付き合ってると分かるとキャーキャー喚くのだった。
こんな幸せな日が毎日続けばいいのに。
そう思える日々だった。
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