『デストロイ』
ほら先生 私の机の傷が見えるかな
買い漁った春よりも鮮烈な
生々しい日常がここにあるよ
びらびらと開いた傷口にたっぷりと塩を塗る
裏アカ特定して追い詰めたって
後ろの正面は分からない
教えて欲しいのは誰が黒幕かってこと
見つめて欲しいのは肉体じゃなくって
発達不良の不特定多数だよ
見つけて欲しいって叫んだって
きっと無駄だって知ってる
ねえ先生
誰よりも淀んだオーラがあなたの背に見えるから
今日も私は幼児退行
だってトイレに行くのも怖いんだ
この気持ち分かりますか?
海の向こうで銃をぶっ放したあいつを
英雄視してどうにか今日をやり過ごす
ほら先生には机の上の文字が読めてるはずなのに
オモテに見えてるだけでコレって
どれだけ重症か分かってる?
習ったこと学んだことひとつも役に立たない
安物のヘッドフォンに篭って私は
明日が来るのを拒んでいるよ
今日も私は幼児退行
世界に風穴を開ける夢を見た
ぱっくりと開けよう傷口をご開帳
恨み辛み何もかも詰め込んで発散
最初に裏切ったあなたを許さない
あなたが死んだっていつまでも許さない
大人になる大人になっていく
この手に握られているのは水鉄砲じゃなくて──。
作詞作曲/Roul B.
編曲/Roul B. and 二階堂UTA
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