冬の日に。

冷たくて、キィンとした空気が好きだと。

実はトンカツが苦手だと。

今なら言えるのに。


あの頃は

あなたの好きな物を好きだと言っていた。

あなたの嫌いなものを避けて通っていた。


自分を見せる事よりも

あなたの中で1番になりたかった。


そんな事に拘ってたから

あなたの隠した愛情にも、嘘にも

気がつかなかったのね。


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