第61話やり過ぎ消毒と加湿

部屋の中はとても汚いんですが、家の廊下とか台所の床、壁を掃除するのって意外と癖になるんですよ。昔は居候していた同級生家族が、ただで住まわせてもらうのは気持ちが悪いし申し訳ないって、メイドさん的な役割であれこれしてくれていたんです。だけど、高校生になってからは向こうの家族の人達も生活が落ち着いて、アパート暮らしが出来るようになって離れたから、家の中にゴミがたまる環境になりました。なんだかお世話してたんですけど、お世話になった。そんな不思議な関係です。


んで、部屋はそれぞれが掃除をする。後はまぁ、お母さんがやるよ!って感じだったんですけど、忙しいし面倒だしで廊下にゴミが溜まってる状態になって来たんです。私達も面倒でそこまで気にしてないからドンドン溜まって行ったんです。そしたらですね。「やるとは言ったけど、あんた達はとことんやらないのか!?」とごもっともなお怒りを受けました。そこからは私も掃除をする様になりました。


私の掃除は派手で、アナログです。まずは乾拭き雑巾で廊下や壁を拭き。次に掃除機で集めたごみを吸います。気分によっては逆ですけどね。そっからの雑巾で水拭きですけど私は徹底しております。スーパー消毒液を作ります。熱湯にエタノール、逆性石鹸、クエン酸と重曹、そして香りつけのアロマやミント。そしてこれを量産したら思い切りぶっ掛ける。ばっしゃーんとするんです。壁や廊下をびっしょびしょにします。そしてお風呂掃除で使う靴を履いて、徹底的に拭きます。泡がとんでもないですが拭いたら絞って、拭いたら絞ってを繰り返します。乾燥している状態ですと、家全体を加湿する効果があります。カーテンもちゃんと消毒しますよ?レンジでチンさせて出来たお湯を如雨露に移してぶっ掛けます。一番は洗濯ですけど、カーテン外すの時間が掛かるので、熱湯ぶっ掛け殺菌加湿です。勿論、これにもアロマやミントを混ぜ込んでるので新鮮な空気を蒸発する水分と同時に新鮮な空気をお届けしてるのです。家族からはもっと繊細な掃除をして欲しいと頼まれますが「文句があるならてめえがやりな!」と突っぱねています。


んで改めて実感したのは、やっぱりお父さんの血を継いでるので色々と混ぜ込まないと落ち着かないんですよ。贅沢な性格なんですかね?音楽もいろんなジャンル混ぜ込んで、変拍子やテンポとか曲の明暗、ボーカルの声の種類、沢山あるほど良いですもん。小説も短編集しか読まないしね。そんな事は今は良いか。何回か、塩素と酸素系を混ぜ込んでしまってね、あんときは具合悪くなりながら掃除してましたね。勿体ないですから。それにね、結構汚れが落ちるんですよ。だから、何も考えないで混ぜ込んだらスーパー換気をしながら水を撒いて掃除ですよ。仕方がないね。試しにやってみると良いですよ。楽しいですよ?いけないことしてる感じが。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る