第28話なんでお前は生きてるんだ?(出会い編)

感じの悪い話になると思います。SNSをやってるとたまに「リアアドを教えてくれませんか?」「電話番号、LINEを教えてくれませんか?」ってなる人がいる。あれ、なんなんでしょうかね?出会いたい野郎。繋がりたい野郎なんですかね?簡単に会えるわけでもない人の、リアルな連絡先を聞いて何になるんでしょうね。てかね、会話なんてダイレクトメールが出来るし、これは人にもよりますけどツイキャスとかでコラボすれば良いんですよ。そうすれば電話の代わりにもなるんです。なんで知りたいのか?これらの機能がある中で、わざわざそれを求める理由は何か。やましい話をしたいとかでもなければ、じゃあなんなのか?さっぱり分からない。


まぁ…私もリアルの連絡先までは知らないけど、SNSで集まって趣味の詩の朗読会のイベントに参加した事も有る。その時の思ったのが、(こういったのも悪くないんだな…)だった。この人って言葉が荒いけれど、実際に会うと大人しい人なんだ。文章から想像する人柄そのまんまだ。人柄が全く想像付かないけど、会ってビックリなんてのが沢山あった。SNSでは目的があって集まってる集団なので、それ以外の情報は全く知らないんですけど、そこを知る事が出来る。例えば、好きな食べ物とか。それだけでも何でか面白く感じたのは確かだ。じゃあ、なんでここまで悪く言ってしまうのか?それは、過去の失敗から来ているのだ。


某SNSで活動している時に、私はある方とリンクをする事になった。その方は非常に独特の絵を描くので、面白いなぁって作品を上げる度に反応していた。そしたらある日、リアルの連絡先を知りたいとダイレクトメールが送られてきた。「私はそんな事をしたくない。別にここだけで良いじゃないか?」と断り続けていたんですがあまりにもしつこいので、「ここでやってる事を超えなければ良いよ」と条件を出して連絡を交換する事にしました。これが間違いだったんですね…。直ぐにどこに住んでるのか聞かれたので、「宮城の~」と答えたら向こう側もドンピシャだったんです。どんな確立だよ!って思いましたが、話した限り本当に住んでる市まで一緒だったのです。そしたら、「顔を見せて欲しい」「声を聴きたい」など次第に要求が出るようになりました。「最初に言った事を守れてないよね?」と返事をしたら、「それじゃ意味ないじゃん!」と返事が来ました。「そう、SNSやってるのとほぼ変わりない範囲でって言ったじゃん?同意したよね?」なんて言ったら、メールがバンバン来るわけです。


そしたらわざわざ、1通ずつ「死にたい」「死にたい」「死にたい」なんて送って来るんですよ。そんで最後に写メールを送って来たんですけど「死んだらお前のせいだからな?」と遺書と手首を切ってる写真が付いていました。(うわぁ…メンヘラだぁ…)って気分がブルーになりました。私のせいで死なれたらどうしようと非常に困りました。「悪かった!お願いだから死なないで!でもさネットだけの関係だった人に急に教えるのって、私としては警戒したいものなの。信頼出来るようになった人にしか教えたくないよ。」と返したら取り敢えずその場は収まったんです。その場だけでしたけどね。


怒り編に続く…

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