14話 雨の後に

いつも、2000~3000字でと思ってるのですが。長くなってしまった。

お母さんの話。


お世話になっているヨガの先生への感謝をこめて。

あんまり、ヨガのこと書けなかったけど💦


死ぬくらいなら、学校なんか行かなくてもいい。

そう呟いたのは、母でした。

一緒にテレビを見ていた。こどもの自殺か何かの特集。

母は張りつめた顔をしていた。

元教師だった母。学校にも、いろんな想いがあったんだろうと思います。

学校なんか、行かなくてもいい。

その言葉があったから、私はなんだかんだありつつ、登校し続けたのかもしれません。


親の立場になると、いろいろ考えます。

私はこどもに、心の底から同じことを言えるかなぁって。

学校なんか、行かなくてもいい。

学校、行かなくなったら、どうしよう。

その間で、揺れ動くんじゃないかなぁって。


最後のお母さんの話が、本当は誰の呟きなのかは、言わずもがなですが。

親が思うより、こどもは可能性に満ちていて、驚かされることばかり。

曇天、雷、雨、嵐。何があっても。

きっと、その後に射し込む光の美しさに、息を呑む。

自分一人では知ることが無かった世界が、広がっている。

これからもきっと、虹を見つけていくのでしょう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る