ここまでのまとめ&登場人物紹介&用語集
ここまでのまとめ:
原子爆弾になった大春先生は、ルペーニヤの上空で爆発し、5万4000人の命を奪った。
●ルナルカ
魔族。人間換算でもうすぐ40代。黄戌族。見た目はキタキツネっぽい。ルペーニヤ自治区外務部所属総合監察官長。
舞台俳優もこなしていたので、妙に口が回る。その場しのぎで物事を取り繕うのが得意。いったん開き直ると強気で、嘘に嘘を重ねても余裕。
人間のことは見下しているのかもしれないが、よくわからない。どうなんでしょうね?
●クーベルツェ
人間。人間換算でおっさん。ルペーニヤ自治区副総統。
伸ばしっぱなしの髪と無精髭がチャームポイント。顔色が悪い。ルナルカには本を貸しているので早く返してほしい。
今後も話に絡んでくるのかもしれない。わからない。これから考えます。がんばるぞ!
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★自治区
行政に関する権限の一部を委託することで、ニンゲンが共同体を構築する能力をどの程度持っているかテストするため、魔王様の計らいで設けられた行政区域。
近年、彼らを対象とした研究により、「連中にも社会生活を営む能力があるのでは?」という仮説が持ち上がっていることを受けて発案された。
魔王様の承認が必要だが、法律をつくったり裁判をしたり選挙をやったりなど、治政に関することならかなり自由に行える。あまり知られていないが、交戦権さえ与えられている。
★ルペーニヤ
内陸部の都市。
元は中心部の街区と周縁部の鉱区を含む鉱山都市だったが、採掘量が減った結果、街区を人間用の自治区として開発することが決定。旧市街は〈浮遊術〉によってえぐり取られ、遥か上空に浮かんでいる。
結果的に、地上にはドチャクソバカデカいクレーターが形成されている。たまたま地下水脈もいっしょにえぐれた結果、大量の鉱泉が噴き出している。
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★浮遊術
文字通り物体を重力に逆らい空中に浮かばせる魔術。シャボン玉から東京ドーム数十個分の土地まで、自由自在に浮かばせることが可能(個人差があります)。
★潜影術
特定の物体や人物の影に潜り込む魔術。暗殺や要人の護衛に便利だが、下手なやつが使うと影が膨らんだりするのでバレやすい。
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読んでいただきありがとうございます。
シリアスを目指して書いたんですが、どうでしたでしょうか? けっこう独りよがりなストーリーになってしまって反省してます。なかなか難しいですね……。
次回からはちょっと番外編的なものを書こうかなと思います。全3回くらいで終わる予定なので、よろしければお付き合いいただけますとうれしいです。
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