ここまでのまとめ&登場人物紹介&用語集

ここまでのまとめ:


夢でオオカミに内臓を喰われて魔界に逝った大春先生は、魔王の母親に罵倒され軽蔑され、魔王に首輪をつけられて、嘘をついたら首が飛んで死んだ。今は殺すぞと脅されながら魔王にサリンガスについて教えている。


登場人物紹介:


●大春二三〈オーハルフミ〉

⇒小学校教諭。2■歳。魔王に仕える宮廷教師兼奴隷。新海誠の映画に出てくるチンピラのような見た目をしている。元職場での豊富な経験を生かし、教え子である魔王に魔界の人類を滅ぼす方法を教えなくてはならない。映画が好き。


●偉大なる魔王陛下

⇒魔族。人間換算で小学4年生くらい。天然パーマな赤毛の女の子。耳と尻尾と角が生えていて白目が黒くて黒目が紫で牙が長い。通っている〈学園〉の卒業研究として、魔界の人間を滅ぼす方法を考案しなくてはいけない。本番に弱いところはあるけれど、明るく誠実、聡明で慈悲深く、臣下たちにも慕われている。


●ヴォーダン

⇒魔族。人間換算で大春二三と同い年。宮仕えの補弼書記官。灰狗族。オオカミっぽい。全身が黒い。人狼なので人間に化けることができる。


●クロフュス

⇒魔族。人間換算で年齢不詳。瀑角族。シカっぽい。片目が潰れている。角がでかい。ガタイがよく、暴力に適性がある。


●魔王佐殿下

⇒魔族。人間換算で■■歳。名前は捨てた。魔王様のお母様。



★魔界

⇒人間の棲む世界とは異なる、もうひとつの世界。頭のおかしい人間からは「異世界」と思われているが、魔族からしたらこっちの世界のほうが異世界だし、そういう発想には意味がない。なんかドラゴンとか飛んでるし、魔術とか呪術が存在していて、それが原因でひどい目に遭う人間が多い。


★魔族

⇒魔界に棲む知的生命体。ほぼ全員何かの動物を彷彿とさせる姿をしているが、いきなり角が生えていたり目玉が一個多かったり毒腺があったりする。今でこそ魔族同士で調和して生きている空気を出しているが、かつていざこざに端を発する武力行使や戦争行為も公然と存在した。〈世界内戦〉の終結した現在、建前上はそういう野蛮なしぐさは禁止である。


★ニンゲン

⇒魔界に棲む人間は、老若男女十把一絡げに「ニンゲン」と呼ばれる(個体の見分けがつかない魔族も多いので)。魔族の大半はニンゲンに対し好感を持っていないし、殺すことも厭わない。ニンゲン殲滅計画は、これに心を痛めた偉大なる魔王陛下によって発案された。



読んでくださってありがとうございます。

って書こうとしたけど、たぶんここから読んでくださってる方もいますよね。ありがとうございます。だいたいまとめに書いたとおりのことが起きます。

ぼちぼちやっていくのでよろしくお願いします。次の章はライトに読める感じを目指したのでぜひ。

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