怪談だった。暖かい心を求める魔物、だけどそのやり方では手に入れられなくて。なんだか現代の病理なのかも、なんて考えてしまいました。
このお題は難しいと感じていたけれど、速いですなー。こういうの好きです。狂う程に求めて堕ちるとか。
作者からの返信
近況ノートでも述べたのですが、今回のタイトルは文法的に引っ掛かりを感じるというか、タイトルに矛盾を孕んでいますよね。
考えれば考えるほどその「おかしさ」が気になり、「おかしいモノ」を中心に据えるしかなかった、という感じです。
タイトルを表現しようと思ったらこの一つのストーリーしか考えられなかったので早かったのです。
「愛した相手を追い求める」という要素をはずすのが精一杯でしたね。
今回は本当に難しかったです。
しかし文芸部の友人くんの発想の凄さといったら……!
何でそんなに思いつくの!? 羨ましい!
コメントありがとうございました。
冷たかったはずの女の手がいつの間にかかすかな温もりとなっていたようだ。青年の右手の手の平を冷たい風が撫でていった。
(青年の)心情の変化を、こう言う表現であらわすのが、個人的にすごい好きです(好きの語彙の少なさよ……)
作者からの返信
普段は一人称で書いていますので、三人称は勉強中といいますか、手探りなんですよね。
同題異話では練習のつもりで時々書いています。
ですので、そう言って頂けると嬉しいです。
コメントありがとうございます!