第4話嘘つき

今の今まで、弓を作り続けても、それだけじゃ喰えなかった


ーー弓を作っても売るところがなかったから


この天下泰平の世の中、特に自分が住んでいるところは


「道場」がないーーないのなら、いくら弓を作り続けても無駄


それでもーー父は「弓」が活躍する未来を目指して弓を作り続けた


ーーそれを受け継いだのだが、それ以外にもいろいろしている彼からすれば

まさに天国


天国ーー今の今まで、弓うちの腕などだれにも褒められなかった

父親なら粗いところを責めらるだろうーー町人なら無関心化


とりあえず、今はこれでいい


ーー大量に作って保存してあった弓を、大量に送ると、「わけではない

そういうことをすると「在庫切れ」を起こすので


少しずつ少しずつ送りーー作る


「ふんふふ~、、、ん」


ーー握り飯ーーを作ってくれる相方がいる


「ん」


なんだかんだ、「全員分の飯」を作ることは適職でありついでに、

ーーー「元同僚」や「元契約者」にもおそすわけをしてるらしい


ーー夜のとばりーーそう呼ばれる情報網は

かなりのところ、「一つの生き物」のようであると実感している



「その生き物を見る目」こそが、「彼」であるーーついでに言うと、その「目」を

弓なりはかんちできる

ーー「彼」の動きを見ることで

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業火の罪ーー 暇の三 @13222uygu

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