金庫破り
静木名鳥
金庫壊し
その堅牢な金庫誰のため?自分のため?
俺に破られるため。
カギなんていらない俺がキーを上書きして作り替える。
あかねえ金庫は金庫じゃなく、すぐあく金庫も金庫じゃない。
汗流して開けた金庫の中身は正直興味がない。
金庫に入れてまで守りたいものをさらけ出した時の快感が病みつきなのさ。
俺が見て、俺が触れて、俺が壊すその金庫。
お前の金庫もどうせあける。
どうせあけられるなら自分でぶちまかしてみろよ。
そんな衝動全て冷ましてそっと触れる君の金庫
金庫破り 静木名鳥 @sizukinatori
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます