人形
姫乃華奈
第1話
私は何処の誰だろう
決め付けられて生きる日々
理想に理想を重ねられ
私は何処にもいない
理想通りの人形で
今日も主の元で
理想の日々を生きて行く
操られたその口で
今日も「好き」だと心無く
呟き 身体を預ける
空っぽの身体侵されて
今日も私を失う
私の心と身体
人格という全て
生まれて死ぬまで人形で
主の理想を演じるの
人形 姫乃華奈 @hime837
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます