閑話 人物紹介
東郷和真=蟲魔王
1のゾロ目に合わせて、鹿児島の指宿枕崎線というローカル電車で帰宅途中に、惑星パンツに召喚された高校生です。
実家が結婚式場だったので、鹿児島市内の高校の家政科に通っていました。
掘り下げて加筆して、単独で物語にしたい気がするキャラになっちゃいました。
結局1度も、転移して身体を再構築された時に、白い月の中に住む神達から渡されたギフトは、使いませんでした。
お土産に受け取った原付バイクは、主人公の兄が、高校生時代に通学の為に乗っていた物です。
解体屋さんの隅で腐りかけていました。
小さい頃からバイクでツーリングに来る人が、とても多い指宿市で育った影響を受けて、少し古めのバイクが好きです。
RZ5〇を使って通学しようとしたら、スクータータイプじゃないと校則違反になってしまうようで、聖域で乗り回す事になります。そこら辺は6章で。
五体投地を知らなかったせいで、最大級の謝罪をした主人公の行動を、スナイパーに狙われていると勘違いして隠れます。
あなたの苗字は、スナイプする方だと思うのですが……。
ミノタウロスのモーブ
伝説の惑星・ラフテルの産まれで、地球のラビュリントス育ちのミノタウロスさんです。
生まれつきの怪力を怖がられて、家族から迷宮に閉じ込められていた所を、テューポーン様が哀れに思い、惑星パンツ・アトラ大陸の深淵の森に連れて来てくれました。
東郷少年と一緒になって深淵の森で4年に1度開かれる、マヨネーズ品評会に出場する事が趣味のようです。
怪力のせいで暴牛ぼうぎゅうと呼ばれていましたが、実は1度も命を奪った事がないんです、優しいミノタウロスさんです。
もちろん牛だから草食ですよ、人喰いなんかじゃありません。
角兎のタマオ
生まれつき2本の角を持っていた為に、同族から異形と恐れられて1人で生きて居た所を、人間に捕まり見世物小屋に売られてしまいました。
魔物を恐怖する沢山の人の目に晒されて、かなりの人間不信になっていました。
食事も殆ど与えられず、良質な森の魔力が吸収出来ずに死にかけていた所を、テューポーン様に助け出されて深淵の森に連れて来て貰いました。
ランニングホイールを回す事が得意です。
回してマヨネーズの素材を乳化させる為に混ぜています。
運命の出会いがありました。既にお気づきの方も居るかもです。
必殺の一撃が、えげつない勢いのカンチョーだったりします。
喰らったらしばらく立ち直れません、色んな意味で。
思いっきり喰らわした後に、臭いからモーブさんに洗ってもらってます。
モーブさんが抑えて、タマオさんが突き刺す連携攻撃は、冒険者達からPK《ペナルティカ〇チョー》と呼ばれています。先行超有利です。
樹木人のサマンサ
最長老の末の娘で、椿の樹のドライアドさんです。
100年以上東郷少年を献身的に介抱していたので、東郷少年を好きになってしまいました。
各種属性の魔法が得意です。
魔女のサマンサさんです……東郷少年の奥様は魔女だったんです。
エメリーさんやエメリーさんの御両親とお茶会を開くのが楽しみなようです。
獅子魔族のライ造
小さい頃に冒険者に倒されたせいで両親を亡くして、サマンサさんとポロさんと3人で生きていた所を、先代の魔王と出会って一緒に暮らしていました。
ミノタウロスに勝るとも劣らない、キレキレマッチョですが、実はヒーラーだったりします。
主人公にモフモフの鬣たてがみを、わしゃわしゃしようと狙われています。
聖域でガンモに出会い、猫族のボスの座を明け渡しました。
慈王君やシメジを鍛えるのが趣味になってしまっているようです。
悪魔族のポロ
作中では、あまり出て来ませんでしたが、先代魔王パーティーの前衛で、シーフ的な感じの戦い方をする小悪魔です。
サマンサさんやライ造さんと出会った時は、まだまだ小さなホコリのような、空中を漂う悪魔族でした。
今では魔王軍3将筆頭だったりします。
怒ると怖いです。
モモちゃんや慈王君に色々と指導するのが趣味になったようです。
禽魔王・安西 隆文
東郷少年の先代の魔王で、まだ世界がテューポーン様に治められて居た頃に転生した日本人。
額に2本の捻れた角が生えており、背中に梟と鷹の翼つばさを一対ずつ持つ、ジャージ姿の成人男性です。
悪ノリして、深淵の森に江戸城を作ったりしてますが、城マニアだったので仕方が無いです。
テューポーン様の体が封印されてしまい、惑星パンツに魔力を注げなくなってしまったせいで、深淵の森の薄くなって行く魔力を心配してなんとかしないとと自身の体を犠牲にしました。
ダンジョンの詳細を書く7章にて、細かく書くつもりです。たぶん。
樹魔王ナメッコ=最長老=仙桃の木
奥さんの世界樹の怒りが治まるまで、聖域に篭っていようと決意しました。
惑星パンツに人種が入植してくる前から魔王をやっていたのですが、「君いい加減に休んだら?」とテューポーン様に言われて、魔王業を安西さんに引き継ぎました。
聖域で子供達を見守りながら、長期休暇を楽しんでいる所です。
何よりも奥さんの世界樹が恐ろしいようです。
最近は、マルトさんに植物用栄養活力液を貰えるので、樹皮がツヤツヤしています。
東郷 慈王
日本に住めばキラキラネーム間違いなしな東郷和真君とサマンサさんの息子です。
年齢は200歳くらいですが、魔族なのでハッキリいくつかわからないです。
サマンサさんに似ているのでイケメンです。
世界最強の一角を担う、ニカラの大人の鬼達に挑む姿に感動してしまって、モモちゃんに惚れてプロポーズしてしまいますが、速攻で撃墜されてしまいました。
6章後半から7章にかけて、シメジとモモちゃんと3人で、惑星パンツに大問題を巻き起こします。
日本語を理解しているので、主人公の部屋に置いてある“漫画 北斗〇拳イチゴ味”に多大な影響を受けてしまいます。
鎧を装着すると、仮面ラ〇ダージオウみたいな外見です。
アトラ大陸で東郷にやられた人々。
めんどくさいので書きません。それなりに生活していたと思います。
アントニウス
エメリーさんの父親で、天元大陸の自由交易都市に本部がある、世界最大の木工ギルドのグランドマスターです。
ドワーフ四人組と細工物の話で盛り上がって、いつも奥さんに引き摺られて家に連れ帰られる、残念な感じの木工マニアで、日本で木造の大工を経験した主人公と、意気投合して悪ノリする予定です。
世界遺産クラスの建物や、国宝クラスの木像等を作れる人で、聖域に来る度に生えてる木を見てハアハアしてます。
エメラルダ
エメリーさんの母親で、一人娘のエメリーさんが嫁に行かない事を心配しまくっていました。
ドワーフ四人組と安酒を飲みながら語り合う、エメリーさんとアントニウスさんを引き摺って家に連れ帰ってました。
エルフアバターのアカさんを見て、娘の将来が安泰だと思って、主人公の事が眼中にありませんでした。
サマンサさんと話す時は、目がお金マークになっている時が多々あります。
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