第9話 新白雪姫伝説 黄金リンゴでリン☆ゴーン
みらいみらいだいたいのところに、美しい自然に囲まれた王国がありました。
国王様と王妃さまの間には、雪のように白い肌と黒い髪を持つ王女様がおりました。
その国は農業が盛んで飢えもなく、みんな平和に暮らしていました。
しかし王妃さまは大好きなリンゴの食べ過ぎで糖尿病を患いホワイティ雪が幼いころに亡くなってしまいました。
新しくきた王妃様は、自分の美しさにしか興味がなく毎日のようにKAGAMIに話しかけ、誰がこの世で一番美しいかを尋ね、KAGAMIが王妃様と答えるのを聞いて悦に浸るのでした。
そして時がたち、ホワイティ雪が年頃のれでぃに成長した頃、いつものように王妃様がKAGAMIからデイリーボーナスを受け取ろうとした時、それは起きました。
なんとKAGAMIは王妃様ではなくホワイティ雪が最も美しいと答えたのでした。
これには王妃様も激おこぷんぷん丸でした。
さっそくホワイティ雪を亡き者にするため暗殺を企てますが、ココロヤサシイ家臣達がホワイティ雪を森に逃がすのでした。
次の日またしてもデイリーボーナスが受け取れなかった王妃様は自分の手で始末することにし糖分高めのりんごを持ってホワイティ雪の隠れ住む小屋にたどり着きます。
老婆を装い糖分高めのりんごをタベサセルーことに成功した王妃様は気分がいいので、今夜は久しぶりに国王様と優勝することにしました。
ホワイティ雪が倒れてしまったことに嘆き悲しむ七人の侍はわんわん泣きました。
そこに戦士の国から武者修行で旅をしている王子様がやってきました。
王子様はすぐさまお供の医者に診察を頼みインスリン二型の注射を行いホワイティ雪は一命をとりとめました。
二人はすぐにお互いを気に入り、ホワイティ雪は王子様の国へついてゆくことに。
しかし王子様の国では妃になる者にも武勇が求められていることを知りホワイティ雪は、神獣が守るという黄金のリンゴを求めて聖域に入ります。
そして雪崩式ラリアートを発展させた必殺の秘奥義、スクリューボンバイエで神獣を仕留め、見事黄金のリンゴ苗を持ち帰るのでした。
神獣はホワイティ雪を主と認め、黄金のリンゴは炭酸抜きコーラ並にエネルギー効率がドチャクソに高く、戦士の国はいつまでもいつまでも栄えるのでした。
尚、母国の王妃様のKAGAMIは家臣達によって大昔のものにすり替えられ美的感覚がおかしくなり、壊れかけのレディオのように同じことしか喋らなくなりました。
FIN
1分でわかる怪文書 戸間とまと @orejanakya0712
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