まさか‥‥ の う き ん?

ふわっとした正義感と、勢い重視の選択肢!
賢い手段なんて選ばず、よくわからないけど、なんとなく正しい?ような気がする?方へ!!
勝算はなくとも、武器もなくとも、その一足が道となる!
迷わず行けよ!! 行けば何かしら閃くさ!!!

そんな主人公は、単なる脳筋だと思いますか?
そう思う人もいるでしょう。
しかし、この小説を読めばきっと気付くはずです。

ふわっとした正義感は、間違いなく彼自身が正しいと思い、選び取ったもの。
身一つでも迷わず飛び込むことは、救えるものを諦めない英雄の資質。
主人公は時に、仲間を守るために知恵を巡らせることもあれば、内外の人間関係の調整に奔走することもある。

そしてあなたは、物語の中で本当の脳筋を見ることになるのです。
例えば、犬より賢さが低く、何も考えずに運任せで槍を振り回す少女。
自分の技の名前も読めず、指示を出さなければとりあえず何でも叩き切る剣士。
相対的に見ると、主人公が知性派に見えてくるのでは‥‥?

これは癖の強い主人公が、癖の強い仲間達を束ね、爽快な勢いでもって世界を救ってゆく物語《サーガ》です。

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