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ニッシーとチガヤ。お互いがお互いのことを尊敬しあって、惹かれあっていた特別な存在。
後少しの距離が縮まらないけど、焦らず少しずつ埋めていけば良いって、読んでいて思いました。
ただ同時に、この後二人がどうなるかも知っていたので、その距離を埋めることが叶わないと思うと切なかったです(*T^T)
もしも色んなタイミングが少しズレていたら、二人が結ばれる未来もあったかもしれませんね。
もうそれは叶いませんけど、それでも特別な存在で、好きだった人。
制服を着ていたあの頃の思い出は、覚えていても良いのです。
『好き』だけではない、憧れや尊敬、更に置かれている状況や他人の目が絡み合った複雑な二人の関係の描き方が、とても上手に思えました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!(*⁰▿⁰*)♡
ほんの少しだけ何かが違えば……と思わずにはいられない二人です。
ですが実は、この関係は「もう叶わない」と決まったことではなかったりします。最後の語りは本編最後の同窓会あたりで振り返ったイメージですので、もしかするとその先に同じ幸福を掴む未来があるのかもしれません。
実は本編での「ニッシーとメグの関係」には常にひっかかりを持たせるつもりで描いていて、いつか勃発するかもしれない「関係のバランスが崩れる話」を想像していただける仕様にしたつもりなのです。
たとえば「夢を追い続けるあまりメグちゃんから見切りをつけられるニッシー」とか、めっちゃありそうじゃないですか?(笑)
制服の頃には戻れないけど、未来はまだわからないのでありました!
(お褒めの言葉を添えてくださり、本当にありがとうございます。自分史上最大レベルで自信喪失中なので、とってもとっても沁みました……!)
お互い気になる存在であり、チガヤにとっても一番の存在は誰かと言ったら、間違いなくニッシーだったでしょうね。何かがほんの少し違っていたら、二人が一緒になる可能性もあったかも。
そんな「もしも」は、どこまでいっても「もしも」でしかないのはわかっています。だけどそれでも、実現できなかった家族の形を考えてしまいます。
二人が付き合い、ユズカも含めて家族になっていたら、いったいどんな運命を辿っていたでしょう。
作者からの返信
チガヤにとってのニッシーは、複雑な存在なんですよね。大きな愛と尊敬と恩義があるので、本当は誰より近くで支えたいのだけれど、自分のことを「ニッシーにふさわしくない」と思い込んでいるせいで距離を置いてしまう……という感じでしょうか。
なので「メグじゃニッシーを幸せにできない」と判断すれば全力で奪い取りに来て、ニッシーの考える「もしも」を現実にしてしまうのかもしれません。
メグちゃんは絶対に油断してはいけないのです(笑)
コメントありがとうございました!╰(*´︶`*)╯♡