子連れフロリダ生活記録

第65話 ネイルに凝ってる人が多い

　フロリダに限ったことなのか、アメリカ全土でそうなのかは知らないけど、とにかく皆さん爪がおしゃれ。老いも若きも看護師さんも学校の先生もみんなネイルはばっちりです。その分ネイルサロンもいたる所にある。

　すっぴん率は高いのに（わたしの主観による。統計は取ってない）ネイル率はすごい。

　公立の学校の中にある語学学校に通ってて、そこの先生もその学校の先生なんだが、やっぱりネイルアートばっちりだった。サロンではなく自分で塗ってるみたい。あと、ER行ったときにお世話になった看護師さんも、もれなくタマムシ色のようなきれいな色に塗ってあった。

　日本だといろいろ叩かれそうな職種の人でも一切お構いなし。自己責任で自分のしたいようにする。そして他人の容姿とか服装にいちいち口出す人もそういない。全くいないわけではないけど、強く言われることはない。その辺は日本の方が面倒なこと多いよね。

　ただ、医療に携わるなら爪は短い方が清潔だとは思う。ゴム手袋はできるからいいんだろうけど、経験上爪が伸びてると破れやすい。でもそこらへんは個人の裁量で済んでそう。

　近所の知り合いのおばあちゃんも、コロナでパートの仕事が無くなってからサロンには行かずに自力で塗ってた。けど、よその州にお住まいの息子さんを訪ねるのに2ヶ月ほど旅行する時は、直前にサロン行ってバッチリキメて来てはった。旅行の準備の一つみたい。

　爪を綺麗にするのはアメリカンメンタリティなんでしょうね。普段から整えて色塗ってるけど、特別な時は特別なネイルで、ということみたい。

　ちなみに、そのおばあちゃんに近所のネイルサロンを勧められた。手の爪だと8ドルからしてもらえるみたい。うちにはそんな余裕ないけど、仕事が始められたら行ってみたいなあ。

　おばあちゃん曰く、サロンには日本人も多く務めてるという事だったけどたぶん違うと思う。そんなに多いなら知り合いから話が流れて来そうなもんやけど一切無い。

　このあたりは全体的に中国とか韓国とかベトナムの方が多いから、たぶんアジア系はみんな同じに見えてるんじゃなかろうか。そして皆さん英語名で仕事してるそうなのでよけい分からないんだろうなと。アジア系は器用な人多いし適職かもしれない。

01/10/2021