第37話 生クリスマスツリー

 ツリーやリースに、生のもみの木を使ってたりする。

 クリスマスが近くなると、町のあちこちに特設のツリー屋さんが現れる。ホームセンターの駐車場の一角とか、教会の敷地の一角とか、空き地だと思ってたとこにできてたり。どこも縞模様の似たようなテントなので、たぶん見たらすぐ分かる。買わないから行かないけど。

 スーパーでももみの木を売ってる所もあって、昨年そこで初めて生を見た。

 もみの木は本当にギザギザしてる。子供の頃に「何でクリスマスツリーはあんな形してるのかな」と思ってたけど、本当にあんな木だった。

 もちろん毎年使える作り物のツリーも売ってるけど、生を好んで買う家庭も多いようです。

 ただ、生だとクリスマスが終わったらゴミになるか薪になるかくらいしかないみたい。庭に植えてあるなら毎年使えるけど、あっさり捨ててしまうのもなんか悲しいな。リサイクルなんて概念はほぼない国やし。(また書こうと思うけど、日本でリサイクルやの分別やのとやりすぎくらいやってるのがバカバカしいくらいアメリカでは何にもしてない。たぶんやってるのは日本とドイツだけ。意味ないとは言わないけど、ほぼ無駄なんじゃないかとすら思う)

 ただ、業者も畑で栽培して売っているようなので、環境保全について悪影響というわけではなさそう。

 あと、花粉症の人は部屋にもみの木があるとムズムズする事もあるとか。クリスマスには欠かせないものだし、こだわる家庭ならなおさら大変そう。


 昨日も庭先にもみの木の枝が捨てられていた。おそらくお隣さんの玄関にかかってたリースの残骸だと思われる。

 枝やと特に痛むの早そうやもんなあ。実際ちょっと変色してた。そのリースは綺麗だったけど、一気に現実に引き戻される感じ。笑 フロリダでは暑いから薪は要らんしな。

 あ、でも。模擬暖炉はある。

 クリスマスプレゼントの開封は暖炉の前でやるのが伝統、且つ楽しみの1つみたい。いくらくそ暑いフロリダでもそこは譲れないらしい。偽物作ってでもやるんだからどうしても外せへんのやろな。

 親戚も勢揃いらしいし、日本でお正月の行事やるのと同じような感覚で、どうもそれがないと年が越せないらしい。


01012020

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