第13話 フロリダに来る時 4 赤ちゃん連れの飛行機

 産後8ヶ月で一時帰国した旦那と共に一家で渡米。どんなに乗り継ぎがスムーズでも最短24時間。フロリダは日本からは一番遠いところの一つだと思う。


 国際線で使える一番大きなスーツケース3つと大人二人の手荷物、ノートパソコン2台、乳幼児用のオムツ鞄二人分とベビーカーの大荷物。船便で送ることも考えたけど、結局使わず。でもなんとかなるもんですね。空港に置いてある大きなカートなんて初めて使った。

 初めて知ったけど、ベビーカーは搭乗するギリギリまで使えます。スーツケースを預ける時にタグを渡されるから、それを予めベビーカーに付けとく。そして搭乗口でベビーカーを預けて、飛行機に乗って、降りる時にまた降りてすぐの所でまた受け取る。なんてありがたい制度!ちなみに車いすも同じです。

 ちなみにこれも初めて知ったけど、赤ちゃんがいると、普通の人よりも一足早く搭乗できるように案内されます。絶対時間かかるから本当にありがたい。たしか障害のある方も優先されてた。


 ところで、アメリカンは寛容な人が多い。特に子供に対しては。少々子供が騒いでも誰も大して気にしない。「赤ちゃんは泣くもの」と、思ってはる。アメリカ行きの飛行機でもそう。日本に帰る便はたぶん違うんやろうけど。

 日本だと気の短いオッサンが怒鳴り散らして、お前の方がうるさいやんけ状態になるところが、まずならない。むしろみんな優しい。微笑ましそうに見守ってくれるから、すごいホッとした。ただし、にわたしらはアジア系やし白人ばかりだとそうもいかないのだろうけれど。


 そうそう。航空会社によっては、赤ちゃん用のシートベルトも離陸前に持ってきてくれますよ。大人のシートベルトに取り付けて使います。会社によってあったり無かったりするけど。

 抱っこ紐は使用禁止の会社が多いです。特に外資系。長時間になるとお互いに疲れるわな。


09/09/2019

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