【授業終わりとヤンキーと】(2)

 俺と可憐は隣り合ってベンチに腰掛ける。ここは国立稲沢高等学校からそれほど距離のない場所。そして通学路から外れたコースにある。ECTでお礼をすると言った発言を実行に移し、あれから三週間ほど経った今日、俺達はここへ来ていた。

 立ち寄った──所為、道草で来たここは綺麗に整備されたカフェテラス型の商業施設の一区画である。元々、国立稲沢高等学校はニューマン専用教育課程を目指して設立された学校だ。

 EA開放訓練を前提に選定される土地は雄大で、近隣への影響を配慮した地方が選択された。

 その関係で近辺に真新しい建物は少ない、。しかし設立以来、国の配慮により学生の交通便で不便がないよう都心交通との融通を図られた結果、民間事業の展開が盛んになり商業施設の建設や住宅街が構築されるようになった。

 そして、俺達はその恩恵にあやかり、クレープにありついていると言う訳だ。

「お、このバナナチョコクレープは当たりだな」

「私のイチゴストロベリーホイップも甘酸っぱい酸味と甘さが丁度いいバランスで美味しいです」

 先ほどの寸劇は鳴りを潜め、元通りになった可憐はお互いのクレープの感想を交え、笑顔を作っていた。

「……なんだか隣で史弥くんがクレープを食べてるなんて不思議な感じです」

「確かに。クレープを食べるのが似合わないのは自分なりに自負してるからな」

 少し拗ね気味にクレープに嚙り付いて見せると可憐はクスクス微笑んだ。拗ねて困らせると可愛いな全く。

「確かに、史弥くんは似合ってないかもですね」

「やっぱりそうだよね」

「でも、私にはそれが可愛らしく見えますよ」

「え? どういう意味?」

「見る人によって見方が変わるという事です」

「うん?」

 首を傾げてみせると、少しご機嫌斜めに頬を膨らませて可憐はそっぽを向いたかと思えば、こちらが言葉の意味を理解する間もなく、何の前触れもなく可憐に急に話題を換えられる。

「そういえばですけど‼ 最近、生徒会室に足を運んでいましたが、何かあったんですか‼」

 何故怒こり口調⁉

 とりあえず一瞬、戸惑ったけど頬を片手で掻きながら思案気に答えて見せる。なんで責められてるのかな。

「あ、えぇっ? その、……うーん……実は、ちょっと頼み事をされている……」

 少し悩み事のような困った風に言ったおかげか少しづつ可憐は冷静になっていく。どうやら耳を傾けてくれるようだ。

「頼み事ですか?」

「そう、頼み事」

「どんな事を頼まれているんですか?」

「風紀委員をやってくれないかって」

「え? 風紀委員ですか⁉」

 驚きの一言で声のオクターブが一つ高い声を発してしまう可憐。

「やっぱり驚くよね。俺も最初はそんな反応だった」

「だってこの前までニューマンの事を詳しく知らなくて、途中編入したばかりなのに意味が分からいですよ!」

「そうだよね。でも、君に適任だからぜひお願いしたいって生徒会長から直々に言われてさ」

「適任? 適任ってどうしてですか?」

「そういえばまだ可憐には話していなかったね」

 鈴原の一件や怪我の治療のバタバタで中々話す機会を逃していたのを思い出した。俺は可憐に自身のザ・ノーマルの概要を話す。それを聞いた可憐はさらに驚いた表情になると口を開く。

「そんな能力は聞いたことないです! 史弥くんがそんな能力を持っていたなんて驚いちゃいました!」

「これって珍しい?」

「珍しいですよ! 過去にEAを封じる能力なんて学会や世間で発表されてなかったはずです!」

 可憐が捲し立てながら話す感じから本当にそうなのだろう。

「へぇ~、そうなんだ。という事はこれってアストレイになるんだよね?」

「ほぼ間違いなくアストレイです! 同じ系統なんて存在しないですから! それに類似する能力もないですし、まさに唯一無二の史弥くんのEAですよ‼」

 なんかそんなに嬉しそうに言われると照れるな……。というか話すのに集中してたけど、近づいて来てない?

 前屈み気味に力んで話し始めていた可憐は顔が俺に近付いていた。

「か、可憐、顔が近い……」

 少し引き気味に顔を逸らすと可憐も距離感が近い事をすぐに意識してさっと顔を引っ込める。

「す、すみません……。つい、自分の事のように嬉しくなってしまって……」

「いや、別に良いんだけど」

 良い匂いしたし。

 無意識で行った自分の行動に恥ずかしさを顕(あら)わにして、身を軽くよじりながら俺からさらに距離を取る。拍子に食べかけのイチゴストロベリークレープが手元で大きく揺れる程に凄い勢いだ。

 そのまま可憐はベンチに座る居住まいを忙(せわ)しなく正すと改めて向き直る。ここで微妙な空気が流れそうになるが、すかさず気を取り直して俺は話を元の軌道にすぐさま戻す。頼む戻ってくれ。

「えーっと、なんだっけ? そう! それで俺は今、引き受けるか悩んでいるってこと!」

「そ、そうでした! 確かに史弥くんの能力的には適任なんですけど、いきなりそんな取り締まる役職なんて困っちゃいますよね!」

 ──よし、セーフだ。

「うん。それで返事は今週金曜日までになってて、今は保留にしてある」

 本日は月曜日。定められた期日まで考える時間は充分残されていた。

「うーん、困りましたね。何か助言してあげたいんですけど……」

 言葉に詰まった可憐は、俺に気の利いた言葉を掛けられない事をもどかしそうにしている。真剣に悩んでくれているのがよく伝わる。恐らく可憐は断る口実を考えてくれているそんな感じだ。でも違うんだ可憐。俺が悩んでいるのは実は真逆のことなんだ。

「正直、引き受けたいと思ってる」

「えッ、どうしてですかッ⁉」

「鈴原の一件もそうだったけど、この学校に入って思ったんだよね。

 この力ESP Abilitがすべてのように扱われて、その人の価値基準になって、優劣を決めて、排他的に扱いあう。それが当たり前になっている状況。

 強力な力で人の意思を捻じ曲げて、命令して聞かせる。

 それに従って怯える人達がいるっておかしい気がするんだ。

 力の存在があって、越えられない壁があって、それがどうしよもなくて、みんな黙ってる」

 俺は自分の心情に陰りが出来始めているのを感じる。自由じゃない息苦しさを。

「たった一面ですべてを決めつけられて、その状況におかしいと思った気持ちには嘘が付けなくて、抗おうとして、それで失敗して……、正直、ECTで鈴原に手も足もでなかった時は悔しかった」

「……」

 可憐は真剣に耳を傾けてくれている。

 思う所があるのだろうか口も挟まずに聞いてくれていた。

「それで風紀委員になって欲しいって言われて、この手に入れた力で少しでも……もっとみんなが自由になれば良いなって思えた。そのために力で強制したり、虐げる連中を取り締まれたらもっとみんな自由になれる、そう、考えたんだ。

 でも、任されそうになったらやっぱり戸惑っちゃって、咄嗟に保留にして……。

 ……ちょっと情けないよな。こんなこと言っててもすぐに答えられないんだから……」

 最後に吐露した本音は周囲の喧騒に掻き消されそうなくらいにか細く呟いていた。

 哀愁漂ってしまった言葉の連なりに少しの間が出来る。なに微妙な空気にしてるんだろ俺。せっかく良い雰囲気に戻したのに。

 それを聞いていた横の可憐はほんの少し逡巡を巡らせたかと思えば、ゆっくりと、でも力強く言葉を選ぶように話し始める。

「当然じゃないですか。まだEAを使用したのも一回ですし、ついこの間までは普通の人として生きてきたんですよ? 悩んで当然じゃないですか。むしろそうやってどんな時も他人を思い遣れる気持ち、すごく偉くて、大切だと私は思います」

 そう言った可憐から優しい眼差しが送られていた。

 俺の左手を彼女は自分の両手で握り込む。温かい人肌の熱が皮膚の触覚を通して伝わる。

「だからそんな悲しそうな顔しないで下さい。もっと誇ってください自分を」

「可憐……、ありがとう」

 可憐は柔和な笑顔を俺に向ける。

 そんな彼女に俺は笑顔をもって返すと可憐は満足して、ゆっくりと目線が手元に下がった。

 そこで可憐はピタッと動きが止まる。というよりは固まってしまう。

 自分の手が俺の手をしっかり握りしめているのを、感触だけでなく視覚の上からでも認識し、そっと顔を上げて俺の顔を窺い、二度見された事を不思議がってみると彼女はもう一度手元に目を落とし、火に触れたような勢いで、両手を離した、おまけに全身で飛び跳ねた。

「ご、ごめんなさい!」

 本日二度目の距離を取られる。

 その突拍子な動きに少し驚きつつも、俺はすぐに納得していた。自分の取った咄嗟の行動が、他人や自分から客観的に見ても小っ恥ずかしい行動なのだと。

 その証拠に彼女の耳は真っ赤に──揶揄ではなく、本当に真っ赤に発赤していた。

 あまりに露骨に距離を取られると男子じゃなくても傷つくなー、などと思ってしまうのだが、これは人見知り気味な可憐の素なのだと理解して愛想笑いで誤魔化す事にする。すでにそれを上回る優しさは充分に伝わったから。

 可憐は気を取り直すために軽く「コホンッ」と可愛らしくも分かり易く、咳払いして見せると意識を切り替えたようだ。

「でも、史弥くんがこうやって悩んでいる理由が分かりました」

「えっ?」

「史弥くんに自信が無いのはEAをしっかり行使できるか──それで役職がちゃんと務まるのか不安だから悩んでる、という事ですよね?」

「まぁそうなるかな……」

「だったら制御できるようになれば良いじゃないですか!」

「え……、それって……つまり……」

「練習しましょう! 私が手伝いますから!」

「えぇッ⁉」

 可憐からの提案に、本日何度目かの驚きを見せる俺。だが、対する彼女の眼差しは真剣だった。

 魅力的なのだが、彼女を巻き込んでしまって良いのだろうか? だから俺は申し訳なく尋ねてみる。

「ほんとに良いの? 自分でいうのもなんだけどめんどくさいよたぶん」

「何を言ってるんですか! そ、その、私たちはもう……と、友達じゃないですか……! 私が良いって言ってるんですから大丈夫ですぅ!」

 可憐の口から出たその言葉に単純で純粋な一つの感情が湧き出てくる。

 嬉しかった。

 可愛い女の子だからとか、そんな俗物的な感情じゃなく、ただ友達だから助けてくれると言ってくれた女の子に心を動かされた。気付いたら自然と俺は彼女の両手を強く握っていた。ヤベッ。なんで手を握ってるんだよ。気持ち悪がられるだる。……でも凄く可憐の手、柔らかい。

「ふぇっ⁉」

 可憐は突然の出来事に口元が緩んで、呂律の回っていないような声を漏らす。

「ありがとう可憐」

 もういいや。押し切ろう。

 自分で言ってて、お可笑しなくらいに嬉しい気持ちを屈託のない笑顔で表現してみせると可憐の表情はまるで何かのボルテージが上がっていくように頬が高揚していくのが分かる。ついでに動悸も上がり気味な気がする。俺何してるんだろ。そりゃ引かれるよな。

「へぇ⁉ そ、その、えっと……」

 どうやら俺の行動で狼狽えているみたいで、そのオドオドした雰囲気がいつまでも続くんじゃないかと思われた時、一瞬で様相が変わる。

 もちろんそれは見慣れた光景。

「当然、私も見てるし、ビシバシしてくからな!」

 男勝りで快活な口調で言い切った顔を見ると、確認の意図を込めて再度尋ねる。もちろん可憐じゃなくて憐可に。

「可憐だけじゃなくて、お前も加わるの……?」

「なんで突然、嫌そうな顔になってるんだよ」

「い、いや、別に……。……可憐が良かったな」

 最後は小声で口に出してしまった。思いの他しょげた反応と最後の余分な一言を聞かれてしまったのか憐可は半ギレになりながら、パッチリした眼を細めてジト目で威嚇してくる。

「お前、あたしにそーとー絞られたいようだな? そっちがそうゆう態度ならあたしは八割──いや、全力でいかせてもらうからな」


「な、なんでそうなる⁉ 分かった、ごめん! 態度改めるからそれだけは勘弁して‼」

 まだ日が経っていない先日のECTを思い出し、光景が過った俺は急いで謝り倒す。このクラスメイトは本気でやりかねないと内心どこかで捨てきれないし、息苦しそうに地面に突っ伏していたあいつの姿を想像すると震え上がりそうになる。握っていた手を急いで離して祈るようなポーズを俺はとると懇願する。

「しっかり謝れ、もう一度」

「す、すみませんでしたぁ!」

 俺は舎弟か!

 今にもド突かれそうだった剣幕を謝り倒すことで鎮静化させるが、未だ虫の居所が悪いのかガンを付けてくる美少女。そのスラリとした脚を大きく片足だけ上げ、胡坐あぐらをベンチでかき始める。おかげで大胆にスカートから見える太ももに周囲の通行人の──主に男性の視線が集まっていく。さらに憐可はその右手に今まで持っていたブツに気付くと、

「お、そういえば可憐こんなの食ってたな。忘れてた。あいつあたしの分まで残す気あったのかよ」

 今はいないもう一人の身体の同居人に悪態をつきながら、男にも劣らぬ食いっぷりで残りのイチゴスロベリークレープに食らいついていく。

 恥も外聞もない見事な食いっぷりだ。あぁ、返して御淑やかで可愛らしい可憐を……。

「くぅー‼ うめぇ~‼」

「女の子が言う感想じゃないよな、それ……」

 すかさずツッコミを入れてしまう。そんな憐可はギロリとこちらを見る。とゆうか睨んでる。

「あぁ⁉ うめぇもんはうめぇって言うだろ!」

「左様ですか……」

 食レポは置いといて、あまりにも食べる姿が刺激的すぎるものだから、たまり兼ねて俺は口出しする事にした。

「なぁ、もうちょっと……、出来ればもう少し御淑やかに食べてくれないかな? 女の子だし、可憐の身体だし、それにいろいろと際どいことになってるからさ?」

「そんなの知った事かよ。おッ、史弥も旨そうなの持ってんじゃないか‼ もらいッ‼」

 目を盗んだ隙に顔だけを伸ばしてチョコバナナクレープにかぶりつく。

「おい、こらッ! 言えば食べさせてやるから無理やり食べるなって!」

 いきなりの行動に驚いて危うく自分のクレープを落としかけそうになる。危なかった。

 とりあえず憐可を咎めたが彼女は何のそので、先ほど横取りしたチョコバナナクレープを鼻歌交じりに味わっている。

「全く、お前って奴は……」

「ふん、こういうのは奪うからより美味しいんだよ」

「最低だなその発想……。お前いつか後ろから刺されるぞ……」

 この自由奔放、お転婆美少女に対して諦めの境地に達していると憐可が渋い顔になる。

「なに怒ったり、恥ずかしがってるんだよ」

「うん? どうかしたか憐可?」

「いや、可憐が人の物にかぶりつくなって五月蠅くてさ、それが史弥の物ならってかなりはず……、分かった分かった、もう言わないから‼」

「⁇」

 どうやら頭の中の可憐と喧嘩している様子だった。ひとまず憐可をソッとしておくことにして俺は残っているチョコバナナクレープを口に運ぶ。

 そういえばこれって憐可がかじったから関節キ……いや、余分な事を考えるのはやめよう。ふと過った邪な感情を憐可に気付かれないように払拭する。

「とりあえず練習してもらえるんだよな?」

 ポツリと呟き、俺は今だ終わらぬ脳内言い争いを続ける憐可を眺めながら放課後の余韻に浸ると共に、残り少ないチョコバナナクレープをさらに噛み締める。


 そうしていたら、

「おぉ、そこの可愛い子ちゃん、良かったら俺らと遊ばね?」

 突然、若い男性から声を掛けられた。

 明らかにガラは悪いお兄さんと言った印象の二十代くらいの男性。しかもその男は二人組だった。声を掛けてきた一人は剃りこみの短髪な男。もう一人の男は金髪のロン毛。いかにも二人とも不良チックだ。

 今度は金髪のロン毛の方が俺を挑発的で嘗めた様な視線を向けてくる。

「こんなパッとしない奴なんかより俺達と遊んでた方が楽しいって!」

 剃りこみの男も便乗して口裏を合わせる。

「そうそう、俺達とお茶した方が断然いいから! だから一緒に行こうぜ! なっ?」

 口だけならまだしも今度は金髪ロン毛が憐可の腕を強引に持ち上げる。完全に連れ出す気満々だ。

 ──本当に分かってないなこいつら。やめとけば良いのに。と、俺は思った時もう手遅れになっていた。

「あぁ、なんだお前ら⁉ あたしに気安く振れるんじゃねぇよ!」

「ヒュー、中々強気に出るね~。俺そういうの好みだわぁ~」

「……」

 だまって睨み返す憐可。

 頼む抑えてくれ。ことはなるべく穏便に収めよう。だから怒るなよ? 今は我慢だ。やんわりと断ってどこかに──

「あのぉ~」

「うるせぇ! お前とは喋ってねぇ!」

 金髪のロン毛が口を挟むのを阻止してくる。ヒュー恐い恐い。

 憐可は掴まれた腕を睨むように凝視していた。彼女からはその場から動く素ぶりが一切感じられない。まさに石のように頑なに意思表示するかの如くだ。

 ピリピリとした空気が流れ、明らかに俺から見て一触即発という雰囲気が漂っていた。

 不良達からしてみれば、可愛い美少女がただ固まっているようにしか見えなかったのだろう。痺れを切らした不良達は強く迫っていく。

「おいおい、そんなに怖がらなくて良いからさ、俺達と仲良くしようぜ」

 剃り込みの男はその外見通りの笑みを浮かべる。語尾はどこか強制力のあるイントネーション。

「さっ、こんな奴ほっといて俺達と面白いところ行こうぜ!」

 腕を掴む金髪ロン毛の不良はその掴む手を自分へ手繰り寄せるように引き込もうとする。

 その瞬間、憐可の中で何かが弾けたような、それこそ憤怒が溢れ出したのではと思わせる勢いを感じた。

「さ…………」

「えっ? さ?」

 ヤベッ⁉ 憐可やめろ‼

「触るんじゃねぇーーーーーー‼」

「ブホッ‼」

 ……やっちまった。

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