【EAの壁】(1)

 俺は武道場と呼ばれる建物の中、正方形に敷き詰められた白砂の巨大なフィールドで無我夢中に走っていた。

 フィールド周囲には立方体の強化ガラスが張り巡らされ、内側と外側を遮断している。

 強化ガラスの外側では大勢の生徒達が中央へ向かって様々な視線を向けていた。

 物珍しく見物している好奇の目。

 砂地を走り続けながら後ろを気にかけつつ、

 どうしてこうなったのだろうか、なぜ追い回されないといけないのだろうか、と心の中で愚痴ぐちる。

 しかし悠長に事を構えていられる余裕はなかった。


「ハァハァ……、ちょっと……⁉ それはヤバイから⁉」

 悲痛な叫びにも似た悲鳴と同時に鬼火が後方から降り注ぐ。寸前で横へ素早く躱(かわ)す。

 紙一重で躱された鬼火は柔らかな地面に着弾し、白砂が舞い上がり砂塵さじんが起こる。舞い上がった砂塵が俺の口に侵入し、不快指数が上がっていく。

「容赦ないな……」

 立ち込める砂塵の中に人影が写る。

 そして切れ目からゆっくりとその姿を現す。狩りを楽しみ、ゆっくりと獲物を追い詰めるかのように余裕な態度をみせた鈴原すずはらりょうの姿が。

「お前が俺の邪魔しなければこうならなかったんだよ」

「だからなんで嫌がってる女の子を助けて悪いんだよ」

 涼は俺の言葉が気に食わないのか不機嫌気味に、

「お前は理解してない。力のない人間が身の丈に合ったことをしないとどうなるか」

 と刺々しい口調で言葉を放つ。

 俺はそんな物言いに腹立たしさを感じた。だから、

「なら身の丈に合わせた振る舞いをさせてもらおうじゃないか」

 さっきまで逃げていた状態から涼へ向き直り戦う姿勢を作る。

「逃げ回らない。正面から戦う」

 涼の顔つきがが変わった。自分でも分かる。空気が変わるのを感じた。

 それがなんなのかは直ぐには理解できない。けどそれは言うなれば殺気の様なもの。

 周りにいる観衆達はフィールド内と壁で隔たれていることもあり気づかないだろう。

 中にいる当事者同士でしか感じられない場の不思議な感覚。

 涼もそれを感じ取ったのだろう。一段、空気が張り詰める緊張感を。

 涼の対面で半身の構えを俺は取る。

 全身の筋肉が強張る。自然と集中力が高まっていく。目前の相手の一挙手一投足に注視する。今俺は鋭い眼差しを涼に向けているだろう。

「へぇー大分雰囲気変わるじゃん。なに? お前武術でも習ってるの? 女受け良いから?」

 異質な構えをとる俺のリズムを狂わせたいのか涼はふざける様に、そして感情を逆撫でるように話しかける。

 精神を乱そうとする幼稚な発言だが意に介さない。その程度の挑発に付き合うつもりなど毛頭ない。

「これはそんなんじゃない。誰かを守らなければいけなくなった時の心構えみたいなもの」


 幼い日の記憶が頭を過る。父親に強くなりたいと言ったあの日が。

 ──父さんはいざって時に何もできないのが大っ嫌いで後悔する人。それが例え喧嘩だったとしても。そして父親が鍛えられた師に今度は息子の俺が教えてもらっている。その教えを受け継いだ結果がこれだ。だから今ここで見せてやる。鍛えられた鍛錬の成果を。

 俺は涼をキツく睨む。ここでお前を負かす決意のために。


「お前のようなイタズラに力を使うような奴と俺が振るう力が絶対に違うってところを」

「だからどうした? 体術で俺のEAには勝てない。制限時間いっぱいまで逃げていた方がまだ利口だぞ。まあ、逃がさないけどな」

 涼は自身で言ったセリフに嘲笑ちょうしょう気味に笑う。非情に嫌味な言い方だ。

「お前も説明は受けてるだろ、この試合のルールを。

 まぁ俺たちの場合はになってるけどなあ」

「言われなくても分かってる。そのルールに則ってやらせてもらうつもりだ」

 嘲るような笑いをより一層濃くして、

「ならこいよ、遊んでやるから。何も使えない無能くん」

「やって見なきゃ分からないだろ。無能力者の底力を……なっ‼」

 地面を強く蹴りだし、涼に向かって一直線に力強く走り出した。


 ──二日前


 入学式から一週間近く経った新しいクラス(1─A)の自分の席で休み時間を過ごしていた。

 今は一限目前の休み時間。ホームルームだ。そして窓際の最後尾の机に座っている。

 ここが入学式で決まった席。

 涼しい風が入りやすく、とても居心地が良い。入学以来の憩いの場所となろうとしていた。嫌なことを忘れさせるほどに。

 少し離れたところから俺に対してのあだ名を交えながら、ヒソヒソと微妙な声量で、男子生徒達の話し声が聞こえてくる。頼むからもうちょっとトーンを落としてくれよ。丸聞こえだから。

「なあ、あいつが涼に楯突いただぞ」

「バカだよな。涼に逆らうとどうなるか分かってないんだ」

「能力もないのに……、身の程を知った方が良いのにな」

「そうだよな。だからあいつと関わると俺らまで何されるかわかったもんじゃない。

 関らないようにしようぜ?」

「だな。それにああゆう奴はあの窓際がお似合いだよな」

 男子生徒達は決まりよさ気に笑い合う。


 ──『何がああゆう奴はあの窓際がお似合いだよな』だ。それと紋無しで悪かったな。嫌がってる女の子を助けて何が悪い。見て見ぬフリできるかよ。

 クラスメイトの村八分な対応に内心腹が立った。しかし最悪のスタートを切ってしまった事に変わりない。俺は学校生活に辟易として溜息をつく。

 はぁ~。まぁ一人の女の子を救えたのならそれで良しとするか。一先ずは前向きに考えよう。そうしないと気が滅入る。ポジティブな思考方向へ転換して気分を変えようと試みてみる。

 そうだみんなとのコミュニケーションを犠牲に俺は美少女一人と仲良くなることができたんだぜ。凄いじゃん、薔薇色じゃん俺!


 くだらない事を脳内で考え、自身を鼓舞していると金髪の美少女が近づいて来ている事に俺は気付くのが遅れた。

「おっはよぅ史弥! 朝から何シケたツラしてんだよ」

「なんだ憐可か……、今日は可憐じゃないのかよ」

「はぁーー⁉ 私じゃ不満なのかよ‼」

「だって可憐の方がお淑やかで可愛いもん」

 目元をキツくすると憐可は口調を荒くしてさらに追及する。

「はぁーーーー⁉⁉ 可憐と私は同一人物なんだから今の私も可愛いだろ! 訂正しろ!」

「レンカチャンモカワイイデス」

「片言じゃねぇか‼」

 朝一番の教室に憐可の声が大きく響く。

 その声量に周囲の生徒の目線もこちらへ集まるのを感じる。

 悪目立ちは只でさえ押さえなければならない。

 少し肩をすくめた。だが結局騒がしく揉めた。基本的には憐可だが。

「しっかし、お前の周りほんと人いないよな」

「ほっとけ、それに誰かさんを助けたからこうなってんだろ?」

「まだ言うか。だから言ってんだろ? 助けなくても自力でどうにか出来たって」

 憐可はそういうと釣り目を細めて、そのオッドアイを俺の顔に近づけ、しかめっ面になる。その距離感と容姿が女性を意識させるだけの魔力を俺に魅せる。

 鋼の精神力──には程遠いが何とか邪な想像を払拭して近い距離間のクラスメイトから顔を離して意識を健全に保つ。

「はいはい、分かったよ……」

 男子高校生と接しているのを分かっているのかこいつ。もうちょっと節度も守って行動して下さい。男子高校生は直ぐに勘違いしちゃうんだぞ!


 その様子を何気なく見過す憐可は学生鞄を自身の机に置きに移動する。

 彼女が移動するに合わせクラスメイトの視線も自然と追っている。

 主に男子生徒だが。

 金髪とアシンメトリーの瞳の色だけが目を引くだけではなく、美少女だという事も視線を奪う動機に多分に含まれるだろう。

 そんな彼女こと、憐可と初めて会ったのは入学式初日。

 風紀委員室を退出したあとの話だ。

 まだ真新しい入学式初日、憐可との邂逅かいこうを記憶から呼び起こしいく。


「あたしの名前は憐可さんだ‼」

「……えぇええぇーー⁉」


 俺の目の前には先ほどと打って変わって腰に手を当て、仁王立ちするまごう事なき美少女がいる。彼女からは先程と打って変わってか弱い女の子の雰囲気が微塵も感じられない。それどころか勝気な雰囲気が漂っている。

「名前は可憐じゃないの? それにその姿……」

 戸惑いが俺を困惑させる。数秒で髪色と瞳の色が変化する人はまず普通の人は有り得ない。あ、この娘ニューマンだった。ニューマンすげぇー。

 理解が追い付かない頭で思考して考えられるのは彼女がニューマンだからとしか説明できない。

「あんたはあたしのこと初めて見るから説明してやるよ。私のEAはデュアルフェイス二重人格。その名の通り、あたしはもう一人の可憐なんだよ。でも同じ可憐って名前だと呼びづらいだろ? だからあたしはあたしの事、憐可って名乗ってる。それとあたしが現れる時は髪色と瞳の色が変化する。理解できた?」

 理解を求められるが現実にそんなことが起こるのか俄かに信じがたい。実際に現実に起きているのだから信じるしかないのだが。

「それは見ればわかるけど……。でも色々と理解がまだ追い付かない……」

 俺の前にいた可憐な乙女はいない。書いて字の如く儚く消えてしまった。代わりに男勝りで粗暴な言動の美少女がいる。

「どうだビックリしただろ!」

「手品で驚かしてやったみたいな言い草だな。まぁちょっとはビックリしたけど」

 本当はだいぶビックリしたがしてやられた感がちょっと悔しくて憐可の前で強がってしまう。くそ、なんか腹立つな。

「あと言わせてもらうけど、さっきはあたしが涼って奴をぶっ飛ばせたから余計なことすんな」

 憐可はその形の良い胸を張り、突き出すと自信満々にはっきりと言い切る。やめて、気になっちゃうから。

 胸はひとまず置いといて、この言動には納得いかないので俺は口を挟むことにした。

「おい、お前何もしてなかったじゃん!」

「何でもかんでも私がやってたら可憐が成長しねえだろ。あえて何もせずに可憐に乗り切って欲しかったんだよ」

「な、なるほど……、ってそれで納得できるか⁉ それならもっと早く出て来いよ!」

「それについてはまぁ、なんだ。悪かった。代わりにその勇気は認めてやるよ!」

 こいつなんでこんなに上からなんだ。そう言った憐可はけらけら笑いながら俺の肩を力強く叩く。自分の非をあっけからんと認める所は中々殊勝で憎めないところだが、言い方が何処か癇(かん)に障る。決して悪い人間ではないのは理解できるが。


「はぁ~……、まぁ良いや。それでそのデュアルフェイスってのは二重人格の事だけを指すの?」

 先ほどの出来事で厄介な人物にマークされた一件が、自力でなんとかできた事に対して溜め息をつくと話を切り替える。

「どうゆう意味だよ?」

「ニューマンはEAが使えるからニューマンなんだろ? でも憐可は髪色と瞳が変わる以外は世間一般の二重人格と変わりないじゃん。どこにニューマンの要素があるの?」

「あぁそうゆう意味か。もちろん人格と容姿変化だけがこのデュアルフェイスの特徴じゃないさ。あたしの力は……」


 憐可が言いかけたところで校内に授業開始の予鈴が鳴る。

「うわっ! この話はまたあとな。今は教室に急がないと遅刻するよ!」

 新しい教室に向かって憐可は走り出して俺を置いていこうとする。

「おい! ちょっと待てよ!」

 出遅れた俺は急いで追いかけた。

 初対面で彼女の荒々しい言動や男勝りな口調に女性らしさの欠落や近づきづらい雰囲気はあったものの、喋ってみれば意外とフレンドりーな態度と砕けた感じが好感を抱ける。

 そう思いつつ、今日の出会いは捨てたものでもないなと思う。

 記憶の深淵しんえんから現実へ俺は意識を戻す。


 鞄を机に掛けた憐可は俺の元に何も言わず戻ってくる。

 今はそれが当たり前となっていた。

 憐可と出会い、入学式初日以降は毎朝挨拶を交わし、俺の座席で雑談する。さらに言えば入学式初日以降から可憐とはなかなか会えていない。たまに会えたかと思うと、俺の顔を見るなり少し固まると憐可と入れ替わってしまう。もし避けられているのならショックな事案だ。

「それにしても可憐に避けられてんのかな~」

「うん? 可憐? あいつならお前に会うの、いつも楽しみにしているよ?」

「じゃあなんでいつも憐可なんだよ」

「そ、それはどうだって良いだろ! 細かいこと気にするなよ!」

 若干慌てながら俺の背中をバンバン叩く。どうやら彼女は誤魔化したり、動揺したりすると先に手が出るタイプらしい。てかそんなに叩かれると本当に痛い。力み過ぎじゃないか。

「そんな叩くなって! 全く、見た目そんなに良いんだからもっと可憐を見習ってだな……」

 誤魔化しのつもりで背中を叩く憐可を横目に授業で必要な教科書を出そうと机の横に下げた俺の鞄に手をかける。


「ちょっと今良いかな?」

 そこで突如、男子生徒が声をかけてきた。もちろん俺ではない。憐可の方だ。声色が友好的で羨ましい限りだよ全く。

「なに? あたしに用かい?」

 初めて会話したときのように距離を置くような一歩引いたトーンで返す。入学もとい編入して日が浅い彼女からしたら当然と言えば当然だろう。そうなると俺は例外なのか。なんか嬉しいぞ。

 男子生徒にその効果は絶大すぎたのか他と一線を画す美貌の持ち主とあって緊張と委縮が同時に襲ってきている様子だ。しかし気を取り直して普段話しかけない彼は物怖じしながらも意を決し声を発した。

「そいつと関わるのはやめた方が良い」

 はっきりと断定した発言に憐可の眉がピクリと反応した気がする。

「どういう意味だよ」

 憐可の苛立ったような声色が軽いジャブとなって男子生徒にぶつかる。

 だが話しかけたからには男子生徒も引けないのだろう。

 明らかに気後れしているが言葉を継いだ。

「そいつは鈴原に能力もないのにぶつかりに行った奴だよ?

 春山さんは編入して知らないかもしれないけど、鈴原は学内でも一目置かれるやつなんだ。そんな奴に逆らったらいずれそいつは報復を受ける。

 そうなったら春山さんだって巻き込まれるかもしれないんだよ?」

 学内でここまで俺が無能力だと広まったのには訳がある。

 自習と題して授業の一コマでクラスメイトの自己紹介をする場面があった。

 そこで簡単に俺は自己紹介をして、着席しようとした時に何処からともなく質問が飛んだ。能力は何が使えるのって至極当然な疑問だ。ニューマンが通う高校だ。藪から棒な質問でもない。そこで俺が未だに何の能力なのか、それすら使えない事も公言した。おかげでこの有様なのだ。


 俺は横で自分の事を話され、正直もう辟易として反論しようと口を開きかけたその時、

「そんなことあんたには関係ないだろ?

 あたしはあたしで、自分で決めて須山とツルんでる。あんたに指図されるいわれはないけど。それとあんたのその言い方、気に食わないんだけど」

 大きく一歩、男子生徒の前に出る憐可。

 同時に男子生徒の制服に歪なしわが出来る。気付けば男子生徒の胸倉を掴んでいた。憐可さんそれは過激ですよ、ちょっと落ち着こう──。俺は止めに入ろうと動きかけたが制止する。憐可の次の言葉に聞き入っていた。

「あたしは能力で怯えたりしないし、人を能力なんかで判断しない。あんたらそんな奴にびくびくしてて恥ずかしくないの? ここにいる須山の方がよっぽど度胸あるし、あたしは話してて楽しいね」

 そう言って、胸倉を掴んでいた男子生徒を軽く突き飛ばして離す。

「……こんな能力ESPAbilityがあったってにしかならないんだから」

 最後に小さく呟いた。一瞬寂しげな表情を浮かべたがすぐにキツく睨むような表情へ戻る。俺は憐可に何処か引っ掛かりを覚えた。違和感と言ってもいい。付き合いの短い俺には根の深そうな影を彼女に感じた瞬間でもあった。

「もう分かっただろ。心配はいらないから自分の事だけ考えてな!」

「チッ、もうどうなっても知らないから。忠告はしたからな!」

 男子生徒は捨て台詞を言い残し、他の生徒達のところへ去っていく。

「ほんと感じ悪いな。別に誰と仲良くしたっていいだろ! なんで勝手に決められないといけないんだ」

 憐可は振り向きざま嫌気が指したのか男子生徒に吐き捨てる。

 言葉遣いは汚いが彼女は優しかった。

 俺は決して他人から好意を持たれる程、人が出来ていると自惚れていない。もし鈴原涼が学内で権力ある生徒だと知っていたら、あの時躊躇ちゅうちょし、もしかすれば助け無かったかも知れない。その可能性を憐可だって気付いているはずだ。

 今ここで知り合ったばかりのクラスメイトを切り捨てる事なんて簡単だ。それに彼女自身、自分でどうにか出来たと言っている。だがここに居てくれる。

 だからしっかりと本音で伝えなければならない。俺の気持ちを。

「憐可、ありがとうな」

 もう一人の可憐に真剣な感謝の言葉を。

 憐可は少し目を大きくして驚いたかと思うと頬を軽く紅色に染め、頭をぽりぽり掻く。

 視線は色々な方向を泳いでいる。

「ダチ公が言われてるの見過ごせるか」

「ダチ公ね……。もし俺が涼を最初から知ってたら助けなかったかもしれないんだぞ?」

「そん時はあたしがどうにかするから大丈夫。それに須山は現にあたしを助けた。それは事実で変わらない。涼の事知っても知らなくてもあの状況なら普通は見て見ぬフリ。他人なら猶更なおさらだ。でもあんたはあたしを助けた。それで良いじゃんかよ」

 最後に「たらればの話はやめようぜ」と付け加えて。

 そんな彼女に今は高校生活初めての友達でクラスメイトに感謝するしかないだろう。

「サンキューな」


 短く伝えた俺の顔は少し熱を帯びていた。なんか顔が熱くなったじゃねぇかバカヤロー。そしてお互いになぜか顔を向けられないまま予鈴のチャイムが鳴った。

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