第5話 正直な気持ちに込めたプロポーズ

翌朝になり。


 嶺亜は何時ものように朝食を作ってくれていた。



「すみません、今日は早く出かけなくてはならないので先に出ます。食べ終わったら、そのままシンクに置いておいて下さい。帰ってから、片づけますので」



 そう言って、嶺亜は逃げるように先に出かけてしまった。



「追いかけてやれば? 」


 和也がちょっと冷めた口調で言った。


「だが・・・」


「何迷ってんの? 仕事より、大切な事があるだろう? 」


「・・・分かった。・・・」


「仕事の事は気にするなよ、俺が何とかしておくから。急ぎはないからさっ」


「ああ、ありがとう」



 悠大は嶺亜を追いかけた。







 急ぎ足で嶺亜は家を出て来た。



 途中コンビニに寄った嶺亜。




 そして向かった先は・・・



 住宅地にある公園。



 朝の公園は誰もいない。



 

 派手な格好をした嶺亜の姉の芹那が待っていた。


 黒いつばの広い帽子をかぶって、派手な赤いワンピースに赤いハイヒール。

 

 指には高価な指輪をはめている。




 嶺亜がやってくると、芹那はニヤッと笑った。



「遅かったわね、10分待ったわ」


「ごめんなさい、朝の準備をしていたので・・・」


「まっ、あんたも一応主婦だものね。それで、ちゃんと持ってきたんでしょうね? お金」



 手を差し出して、まるで服従しろと言わないばかりの目をしている芹那。


 嶺亜は鞄から封筒を取り出した。



「もう、これだけしかありません。昨日のお金は、今月の生活費ですから」



 封筒を受け取り、芹那は中を確認した。


「少ないわね、これじゃあ遊べないじゃない。弁護士って、こんなに給料少ないの? 」



 嶺亜は黙っている。


「足りないわ。旦那に言って、もらってきてよ。何かと理由を言えば、お金くらい出してくれるでしょう? あんたの旦那、金持ちだし。100万くらい出させたら? あんたの体使えば、簡単でしょう? 」


「そ、そんな・・・」


「なぁに? あんた私に逆らえるの? あんたのせいで、私の人生がめちゃめちゃになったの知っているでしょう? 」


 嶺亜は黙って俯いてしまった。



「あんたのせいで、お父さんもお母さんも死んだの。そして、私もせっかく結婚していたのに、あんたのせいで旦那はショックで自殺したわ! 愛する人まで失って、ショックで仕事だってできやしないわ」


 芹那はギロッと嶺亜を睨んだ。


「あんたをあの男と結婚させたのも、お金の為よ。本当なら、私でも良かったんだけどねぇ」



 芹那はクスクスと笑い始めた。


「あんたは一生、私に貢ぐ義務があるの。いい? 明日までに、あと100万用意しなさい。あの男がくれないなら、あんたの体売れば? まだ若いから、1回5万は出してくれるんじゃない? 100万になるまで、男と寝ればいいだけよ」



 芹那は笑い出した。



 その笑い声に、嶺亜は頭がクラっとなり倒れそうになった。


 目の前が真っ暗になり、まるで闇の世界に引きずり込まれそうな気持になった。



 もうだめ・・・



 そう思った時。


 がっしりとした誰かが、嶺亜を受け止めてくれた。



 ぼんやりとした視界で誰なのか判らない嶺亜。




 芹那は、ん? と見下した目で見ている。




「話は全て聞いた! 」



 嶺亜を受け止めたのは悠大だった。


 嶺亜はそのまま気を失ってしまった。



「あら? 寝ちゃったの? これから、お仕事じゃないの? 」


 悠大は芹那を睨んだ。


「お前のやっている事は、立派な恐喝だぞ」


「恐喝? 嫌な言い方ね。妹からお金をもらって、何が悪いのかしら? 嶺亜がくれるって言うんだもの仕方ないじゃない? 」


「何を言っているんだ。それでもお前は、姉なのか? 」


「そうよ、嶺亜の姉よ。それが何? やっぱり、私の方が良かった? 嶺亜みたいなガキより」



 悠大はギュッと嶺亜を抱きしめた。



「もういい、二度と近づくな! これ以上近づいたら、容赦はしないぞ! 」


「まぁ、怖いのね。仮にも嶺亜の姉なのに。仕方ないから、今日は帰るわ」



 怪しく微笑んで、芹那は去って行った。




 悠大はぐったりしている嶺亜を見た。


「ごめん・・・」



 ギュッと嶺亜を抱きしめる悠大。






 その後、悠大はタクシーを拾ってとりあえず嶺亜を連れて家に戻った。



 青い顔をしている嶺亜を見て、悠大はどうしたらいいのか判らず眠っている嶺亜を見ているしかできなかった。





 悠大が嶺亜の傍で見ていると。


 フッとサキが現れた。



「あ~あ。相変わらず、あんたって何もできない人なのね」



 やれやれと、サキは嶺亜に歩み寄った。



「サキ・・・来たのか? 」


「見ていられないわ。ちょっと、この子疲労が溜まり過ぎているわ。あんたが冷たくするから、傷ついているのよ。いい加減、向き合わないと本当にこの子連れて行くわよ」


「だから、それは困ると言ったじゃないか」


「ふーん」



 サキは嶺亜の頭にそっと触れた。



「もうすぐ目を覚ますから、ちゃんと病院連れて行きなさいよ。保険は、ちゃんとこの子の事を扶養に入れているんでしょうね? 」


「もちろんだ」


「それなら安心だわ。病院は外科ね、分かると思うけど。右の頬を強打されているの。食べる事も痛くてできない状態。倒れたのは、過労と発熱。しばらく目を離さない事よ」


「分かった、有難う」


 

 嶺亜を見て、サキはそっと微笑んだ。


「あんたには勿体ないくらい、綺麗な子だね。どうやら、私と同じ天使の血族みたいね」


「そうなのか? 」


「そのうち解るわ。大切にしてよ」


「ああ」


 フッと、サキは消えた。


サキが消えてから間もなくして、嶺亜は目を覚ました。


 茫然として辺りを見渡しながら起き上がり、悠大がいるのを目にしてハッとなった。



「大丈夫か? どこも、痛くないか? 」


 尋ねられると、嶺亜はこくりと頷いた。



「何も心配する事はない。公園で倒れていたから、連れて帰って来ただけだ。体調が悪いときは、無理をしていかん。素直に休むことも仕事だ。遠慮する事はないから、その…そうゆう時は、言ってくれて構わないよ」


「はい…有難うございます‥」


 

 嶺亜は顔を背けて、そっと涙を拭った。



 そんな嶺亜を見ると、悠大の胸がズキンと痛んだ。



 こんなにも傷つけていたのか…ずっと、見ないようにしていた…本当は、とても気になっていたのに…歩み寄ろうとしなかった…。



「ごめんね…」



 とても優しい声で謝られて、嶺亜は胸がキュンと鳴った。


 だが、何故謝られるのか判らず、驚いた目をして悠大を見た。


「あ…その…。泣かせてしまったから…」


 悠大は申し訳なさそうに俯いた。


「い、いいえ違います。嬉しいのです」


「え? 」


「…やっと、お話ししてもらえたので…」


 ちょっと恥ずかしそうに、嶺亜は鼻をすすった。


「ごめん…本当に…」


「いいえ、お気持ち解りますから。奥様とお子様を、とても愛していらっしゃったのですね。忘れられなくても、仕方ないと思います」


「違う、そうじゃないんだ」


「え? 」


 

 きょんとした目で悠大を見る嶺亜。


 悠大も顔をあげて嶺亜を見た。 



 目と目が合うと、悠大は優しく笑ってくれる。


 その眼差しがとても嬉しくて、嶺亜の目がまた潤んできた。



「綺麗な目をしているんだね」


「あ…」


 

 嶺亜はそっと視線を落とした。



 目と目が合うと、嶺亜の瞳が紫色であることに悠大は気づいた。



 以前、トイレで目と目が合った時どこか違うと感じたのは瞳の色だった。


 だがあの時に悠大は今のように素直ではなく、そこまで気づけなかったのだ。



「本当の気持ちを、伝えさせてもらえるだろうか? 」


「はい…」



 小さく返事をする嶺亜が、とても小さく見えて悠大はそっと手を握った。


「結婚式の時、初めて見た時から…ずっと、好きだった」



 え? と、嶺亜は俯いたまま驚いた目をした。



「適当に選んだのは事実だ。でも、想像以上に綺麗な人が来てくれて。正直、こんな私が結婚してもらえるのだろうか? と、不安を感じたよ。だがあの時の私は、ずっと、人を愛してはいけない。再婚なんて絶対にしてはいけないと、思い込んでいた。だから、自分の本当の気持ちを認めず嘘をついた。本当はずっと苦しくて、君の事を見ないようにしていたんだ。許してほしい」


「いいえ…」


 

 小さく答えた嶺亜が震えているのを感じた悠大は、そっと引き寄せて抱きしめた。



 突然抱きしめられ驚いた嶺亜だが。


 悠大の腕の中はとても暖かく安心せられた。



「今更で申し訳ないが。改めて、プロポーズさせてもらえないだろうか? 」


 

 え? どうゆう事? 



 悠大の腕の中で嶺亜は驚いていた。



「嶺亜さん。…」



 初めて名前を呼ばれ、嶺亜はドキッとした。



「私と、これからもずっと一緒にいて下さい…」



 シンプルな言葉。


 だが、嶺亜にはとても嬉しくて胸がいっぱいになった。



「…はい…」



 精一杯の気持ちでそれだけ答えた嶺亜。


 悠大はギュッと嶺亜を抱きしめた。



「本当にすまなかった。…13年も、ずっと自分を責めていたんだ。だから、1人で居るのは私への戒めだと思っていた。罰だから当然だと。…こんなにまた、人を愛せる日がくるなんて思わなくて。歳を重ねるごとに、頭が固くなってゆくとは言われるが。私も40歳になると、色々と慎重になりすぎてしまって。素直になるのに、こんなに時間がかかるなんて自分でも驚いているよ」


「…大丈夫です。…分かっていましたから、お気持ち。…私は、貴方が元気になってくれればそれでいいと思っていました…」


「優しいんだね。…もういい、何も気兼ねする事はない。これからは、私が護るから。何かあれば、ちゃんと話してほしい。1人で悩まないと、約束してほしい」


「はい…」




 そっと体を離して、悠大は嶺亜を見つめてた。


 嶺亜はちょっと照れたように俯いていた。


「病院に行こう、一緒に」


「い、いえ…大丈夫です…」


「だめだ! ちゃんと病院に行こう。怪我しているんだろう? 」


 え? なんで知っているの? 


 嶺亜はいて悠大を見た。



「当たっていた? ちょっとした、ヤマ勘だったんだけど」


「あ…すみません…」


「別にいいよ。一緒に着いて行くから、ちゃんと診てもらおう」


「はい…」



 素直に返事をする嶺亜の頭を、悠大はそっと撫でた。






 暫くして。


 総合病院にやって来た悠大と嶺亜。



 総合病院郷病院は家から車で15分ほどの場所にある。





「これは酷いですね。凶器何かで殴られましたか? 」



 担当の男子医師に尋ねられても、嶺亜は黙っていた。



 一緒に着き添ってきた悠大は、マスクをとった嶺亜見て胸が痛んで言葉を無くした。


 右頬がかなり晴れていて、口元も赤紫になっていた。


 これでは食事をするのもできないくらいだろう・・・。




「シップを貼っておきます。痛み止めも処方しますので、1週間ほと様子を見て下さい。途中、何か異常がありましたらすぐに受診して下さいね」


「はい…」






 診察が終わり。


 支払いを済ませて、薬ももらい。



 帰る時、車に乗る前に悠大が言った。


「今からちょっと、会社に用があるから行ってもいいか? 」


「はい、じゃあ私は歩いて帰りますから」


「いや、一緒に来てくれればいい」


「え? でも…」


「待っててくれればいい、私の大切な妻を1人で帰らせるわけないだろう? 」


「いいんですか? 」


「ああ、構わないよ。社内の者に自慢してやるよ。誰にも負けない、素敵な妻をね」



 そう言って、助手席のドアを開けてくれる悠大。



 嶺亜が座るとシートベルトを着けてくれて、ドアを閉めてくれた。


 車を走らせながら。



「嶺亜さん。仕事は続けたいの? 」


 尋ねられ、嶺亜はちょっと迷った顔をした。


「私は、妻には家にいて欲しいんだ。家の中をちゃんと、守って欲しいから。どうしても仕事をしたいなら、私の会社で働いてもらえないだろうか? 」


「そんなところまで、甘えてしまっていいのですか? 」


「遠慮するなって言ったじゃないか。それに、一緒にいる時間を増やしてゆきたいんだ。沢山、嶺亜さんと、楽しい思い出を作りたいと願っているから」



 とても嬉しい言葉に、嶺亜は胸がいっぱいになった。



「有難うございます。今の仕事が終わりましたら、少し考えてもいいですか? 」


「ゆっくり考えればいい。今は、ちゃんと怪我を治して元気になる事が先だからな」


「はい・・・」






 そのまま車を走らせて会社までやってきた悠大と嶺亜。



 廊下を歩いていると、社員とすれ違った。



「あ、社長お疲れ様です」


 男性社員が声をかけてきた。



「お疲れ様」


「社長、奥様ですか? 」


「ああ、妻の嶺亜だ」


 男性社員は嶺亜を見た。


「随分と綺麗な奥さんですね、羨ましいです」


 

 笑いかけてくれ男性社員に、嶺亜はちょっとぎこちない笑みを浮かべた。







 

 社長室に向かうと、和也がデスクで仕事していた。



「ん? あれ? 来たの? 」


 手を止めて和也が言った。


「ああ、ちょっとやる事があったからな」



 悠大の後に入って来た嶺亜を見て、和也はきょんとなった。



「姉ちゃん。どうしたの? 」



 

 悠大は嶺亜をソファーに座らせた。


「ちょっと、ここに座ってて」



 そう言って、悠大は冷蔵庫から冷たいカフェオレを取り出して、マグカップにいれると、レンジで少し温めて嶺亜に持って行った。



「あんまり温かくしていないから、これ飲んで待ってて」


 マグカップには、ちゃんとストローまでさしてあった。


「有難うございます…」



 嶺亜はマスクを少しだけずらして、ストローでカフェオレを飲み始めた。


「ふーん。なぁんだ、上手くやったんじゃん」


 デスクに座る悠大を見て、和也はニヤッと笑った。



「随分顔色いいんじゃねぇ? 」



 悠大の顔を覗きこんで和也が言った。



「余計な事言わなくていいから、それ終わったらもう帰っていいぞ」


「え? まだ定時じゃないし。早すぎじゃねぇ? 」


「今日はかなり早く出社しているだろう? だから、早く帰っていい。朝からバタバタしていたんだ、少しは休め」


「へぇー。あんたにも、そんな優しいとこあるんだ」



 ちょっとからかうように和也は笑った。







 1時間くらい経過すると、和也は仕事がひと段落して先に帰って行った。



 ソファーに座って待っていた嶺亜は、いつの間にか眠っていた。


 疲れもありホッとしたのもあるのだろう。



 悠大は眠っている嶺亜にそっと毛布をかけた。



 安心している嶺亜は、とても可愛い天使のような寝顔。


「可愛い…」


 悠大はそっと、嶺亜の頬に触れた。




「フフッ。随分と優しくなったわね」


 ふわりとサキが現れた。



「サキ…」


「やっと本当の気持ちに正直になったのね、嬉しいわ」


「有難う、お前のおかげだよ」


「別に、私はキッカケを作っただけ。後は、あんたが選んだ事。何も心配しなくていいから、あんたは思う存分楽しんで幸せになって。それが私と一樹の願いなんだから」


「ああ、解ったよ」




 スーッと、サキは嶺亜に近づいた。



「まったくこの子も、とっても優しい天使ちゃんね。こんな怪我までさせられちゃって…」



 サキはそっと、嶺亜の怪我している頬に触れた。


「もう、苦しまなくていいの。幸せになりなさい…ずっと、傍で見守ってるからね」



 ぽわっと、綺麗な光が嶺亜の頬を包んだ。



「これでよし」


 サキはそっと、嶺亜のマスクを外した。



 すると…


「え? 」


 悠大が驚いた顔をすると、サキはクスッと笑った。


「私からのプレゼント。不幽霊になったら、天使の力が戻ったの。怪我を治せる魔法のようなものよ」



 嶺亜の怪我していた頬が、跡形もなく綺麗に治っているのを見て、悠大は驚きながらも嬉しそうに頬んだ。



「さて、私はもう少しやることがあるから。それが終わったら、やっと次のステージに行けるわ」


「サキ…すまなかった。13年も引き止めて」


「本当に長すぎね。でも、これからあんたが、幸せになるなら許すわ。私も未練なく、逝けるから」



 そっと微笑んで、サキはスーっと消えた。



 嶺亜はまだぐっすり眠っている。




 怪我が治り綺麗になった嶺亜を見ると、悠大はちょっと頬を赤くした。


 






 夕方になり。



 嶺亜は目を覚ました。



 いつのまにか寝てしまった事に気付き、ひたすら謝っている嶺亜を悠大が慰めた。


「気にすることないよ、疲れているのに無理に連れてきたんだから」


「本当に、すみません」


「いいって、それよりちょっと見てごらん」



 そう言って、悠大は鏡を嶺亜に差し出した。




 なんだろう? と思いながら、嶺亜は鏡を見た。


 いつの間にかマスクがとれていて・・・



「え? 嘘? 」



 酷かったほほの傷が、綺麗に治っているのを見て、嶺亜は息を呑んで驚いた。


「良かったな。きっと、神様からのプレゼントだ」


「はい…そうですね…」



 嶺亜は素直に喜んだ。



「あの。よかったら、今夜は外で食事して帰らないか? 」


「え? いいんですか? 」


「勿論だよ、ずっとどこかに出かける事もできなかったからな」


「でも、和也君が待っています」


「大丈夫だよ、和也は今夜は彼女と会うって言ってたから」


「え? 和也君って彼女がいるんですか? 」


「そうみたいだね」


「それなら、喜んで行きます」



 

 それから悠大と嶺亜は、駅前のシティーホテルにあるレストランへ向かった。


 結婚のお祝いもしていなかった悠大と嶺亜は、お祝いを兼ねてシャンパンで乾杯した。



 窓からは綺麗なイルミネーションが見えて夜景も綺麗。




「こんな素敵な場所、初めてきました」


「喜んでもらえて、嬉しいよ」



 とても楽しそうに食事をしている悠大と嶺亜。




 悠大と嶺亜が楽しいひと時を過ごしているとき。



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