第4話 正夢は甘いか?苦いか?

 初夢に現れた美しすぎる美少女、桃尻かをると出会った日の放課後、俺は彼女と熱い口づけを交わした。唇が腫れるかと思うほど互いに貪り合った。それでも唇は腫れなかった。気が付いたら、俺達は俺の部屋にいた。


 彼女は桃色の唇は、蜜よりも甘い。思い切り抱きしめ、彼女の温もりに溺れている。俺が夢中になっていると、彼女から軽く胸を押された。ベッドの端に尻もちをついた。僕と彼女の唇と唇は、互いの唾が糸になって繋がっている。彼女のブラウスの胸元は肌蹴り、桃色の乳首が少し綻んでいる。俺は、彼女の蜜の糸で編まれた絡め捕られた蜜蜂だ。


 彼女は瞳を爛々とさせて俺を見下ろし、妖しげな笑みを浮かべている。

「ケンちゃん、君の初夢で、ぼくにどんなことをしたのかな?」

「な、なにもしててないよ?」

「ウソツキっ!」

「かをるさんのスカートというか脚元がその・・・」

「ぼくのスカートの中、見たいの?」

 目線で悟られているのか?

 俺は蜜の糸に絡め捕られた一匹の虫に過ぎない。彼女は、花びらの様なチェックのスカートを、俺の目の前でひらひらさせている。裾を揚げり下がりする。彼女の秘部は見えそうで見えない。俺の煩悩は、はち切れんばかりだ。


「ぼくたちは赤い糸で結ばれているんだよね?時の歯車は、もう戻らないよ。だからお願い、僕の全てを受け止めてね!絶対に嫌いにならないでね?」

 どういう意味だろうか?俺は頷いて無言の同意をした。

 彼女は、はにかみながら、俺から視線を逸らして横を向いた。彼女の頬は赤く染っている。そして、少し前かがみになって、もじもじしながら、スカートの裾をひらひらさせてている。突然、そんな表情されてじらされたら、もう俺の煩悩は臨界点に達して疼いている。

 彼女は少しづつスカートの裾を絡げ揚げている。いよいよ劇の幕が開き、生殺しは終るのか?

「これが本当の、ぼくのだよ!」

 少しづつ開いていた蕾が、突然咲き乱れた!彼女は思い切ってスカートを捲り上げた。

 「ううっ!!」

 僕は思わず声を漏らした。もう抑えようも無かった。目の前が白くなった。俺が煩悩に負けた惨めな様子を彼女に見られている。

 「我慢できなかったのね。男の子だから、しょうがないよね」

 僕は申し訳ない気持ちで彼女の顔を見上げた。彼女は優しい眼差しで笑みを浮かべている。そして彼女の秘部に目をやった。俺の頭の中は、また真っ白になった!


 大きく咲き開いた花弁の下に、毛一本生えていない下腹部が白く輝いている。そして、白い腿と腿の間には、白魚の指の様な小蕊が勃っていた。

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