第4話 地獄のような日々。

6年生になった以降で何があったのか…忘れてる部分も多い。


それでも覚えてる物事はよっぽど自分の中での傷が深く、根強い物だと思う。それが原因で今も友達が分からない。人との接し方が分からない。


小学生では、1年生の時から大事にしてた手作りの図書バッグを捨てられ、トイレで悪口を聞き、号泣して家に帰った。それから保健室に通ってた時期もあった。カッターを家族に内緒で買ってきて切ろうとした事もあった。勇気出なくて切れなかった。4年生の時に入院して心配かけた親にこれ以上悲しい顔はさせたくなかった。


卒業まであと少しだと言うのに…近所で仲良かった仲良い子とも話さなくなってしまった。自分も話しかけようとはしなかった。怖かった。何か悪い事したんだろうか…凄く自分を責めた。あんなに遊んだのに。手紙を書いたりしてたのに。幼いながらにとても悲しくて不甲斐ない自分が嫌で、学校に行きたく無かった。


中学生では、違う小学校の子達もおり、仲良くなれるんじゃ…?と期待していた自分は友達を作って中学は勉強も部活も頑張ろうとしていた。でも、同じ小学校の子達は私にあだ名をつけて他の小学校の人も混ぜて、からかってきた。


私が気づいてないとでも思ったんだろうか?何も言わないからやってたのだろうか。

正直、担任なんて全くあてにならなかった。


そういえば、1年、2年、3年と違う先生だったけど唯一良かったのは2年の時の先生だけだった。親身になった話を聞いてくれて一緒に泣いてくれた。あとは論外。先生なんて所詮他人だなぁ…と痛感した。


それでもやはり部活はやっときたくて文化部に入った。好きな事が出来るのが嬉しかった。


最初はお弁当一緒に食べたり、練習したり、仲良くなれそうな子達で良かった…と思っていたが、そんなに上手くいかないのが現実だった。


何か気に触ることをしたんだろうか?

鈍臭いから…?

声が小さいから…?

自分の意見を言わないから?

顔が可愛く無いから?


…もう考えるのも嫌だった。

何度か分からないくらい死にたくなった。

逃げ場所はいつも保健室か図書室だった。

中学では実際月経痛がかなり酷く、歩けなくて寝たきりもあったので、嫌な事や場所から逃げる時の良い口実になった。


部活と勉強はそれでも頑張った方だと思う。

良い結果も残せたし、練習も頑張った。

部活を引退した後には塾にも通った。

そして、無事に高校も受かった。


高校は少し頭の良いクラスに進学を決めた。

その環境で勉強出来るのが楽しかった。

部活は中学の時にあったような余計な人間関係のゴタゴタとかは嫌で入るのを辞めた。


何より高校生らしい事をしたくて、部活には入らなかった。買い食いとか放課後ショッピングモ-ルに行ったりとか。1年生の1年間はとっても楽しくて本当に充実してたと思う。


…それが崩れたのはクラスが変わってからだった。


私は、仲良い子がいる少し下のクラスに2年から移動する事を決めた。正直それが間違いだったと思う。


最初はよかった。

本当に同じような繰り返しでうんざりするのだがまた仲良い子に裏切られた。突然3人ぐらいで無視されるようになった。


信じてたのに。って言えばいいんだろうか。

でも、どこかでまたこんな事起こる気がしたのかもしれない。ただただ悲しかった。また同じ目にあってる自分が悔しかった。



それからもう人の事は信じなくなったし、友達を作らなくなった。無闇に自分から話さなくなった。


2年の夏だった。

そこからぱったり学校に行けなくなった。

そして、私は学校を辞めた。

耐えられなかった。

こんな自分にも周りにも腹が立った。


今では、夢の為に。専門学校に入りたくて辞めた。と言ってるが、それは違う。


私は仲良くしてた子達に急に冷たくされて居づらい空気になった学校に耐え切れなくて辞めた。勉強もその空気では全く楽しくなかった。むしろ、2年になってからはうるさくて、集中出来なくて、馬鹿ばっかりだなとどこか見下していた自分がいた。


でも、それを隠して生きている。

周りからすれば過ぎた事なんてどうでも良いのかもしれないし、こうやって無視したり冷たくしてきた当人達はのうのうとバカみたいに生きてる。何も無かったかのように連絡してきた時には吐き気がした。


そして、自分は小学校、中学校、高校…それぞれの地獄な日々を原因にいつまでも悩んでるし、傷が深くて今でも唐突に死にたくなる。正直いつ突然死んでもおかしく無いのかもしれない…と自分でも怖いと思う時がある。


そんな自分を変える為に今は格闘している。

自分を少しでも変えようと。

その為にも過去と決別し、次に進みたい。


…これはそんな私の過去の記録。

そして最初で最後の遺書だと思う。

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