第2話 小さい蕾
…小さい頃から振り返ってみる。
幼稚園、小学校から。
よく笑う子だった。
友達にも囲まれていた。
運動は得意では無かったけれど、
歌う事や踊る事が大好きだった。
カメラを向けられるとすぐにポーズを決めてくれるような子だった。
朝の女児アニメがとっても大好きだった。
可愛い衣装や道具に憧れた。
誕生日プレゼントにねだったりしてた。
…サンタさんを信じていた。
きっと幼少期は周りとそう大差の無い明るいやんちゃな子だったと思う。
幼いながらも英会話やダンスを習い始めた。とっても楽しかった。本当に。
今の自分にもきっと活きていると思う。
…その蕾のような私がどうして綺麗な花を咲かせる事は出来なかったのか。それはきっと。小学生の時のトラウマに原因がある。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます