黄道12宮
「
「蠍宮」《かっきゅう》
「魚宮」ーー、、学問に通じていて、歴史や、役人などに向いているとされる「宮」
その中でも「壁宿は」「性は剛猛にして、人を嫌い」
ーー自分の中のポリシーに従い、決してそれを変えることはしない
「さぁ「選別」の時です、ではーー始めましょうか」
いきなり草原地帯に入るーー<亜空間>だ
これは、「魚宮」--「壁宿」の「迷宮」
ーーここを通り抜けたものだけが、その先にある「道具」に選ばれる資格がある
一見して、地味
普通に何もない、草原地帯ーーとりあえず、ここを通り抜けようとする
「走るーー走る、まだ見えない「なぁ、なんかおかしくないか空気のにおいが違うっていうか」
「何言ってるんだ」
ーー空気に「毒が」はいってるーーそれは、少しずつ、少しずつ体内にたまりやがて体を破壊していく
気づかれぬようーーゆっくりと
(さて、今度の「選別者」はどうでしょう、見事私をゲットできるのでしょうか
ーーただ、私「華」がありませんから、、、)
華などいらないーー「人気」あるものはやがて早く終わりが来る、細く長く続けていきたいのならむしろ地味に、そして堅実に立ち回ること
ーーこの空間は、この空間のからくりに気づかなければ、脱出はおろかーー「死亡」するしかない
(、、、こういうやりかたしかできませんけど)
狂ってくるーー感覚が狂ってくるーーそう、何も変わらない、同じ景色
寸分の狂いなく同じ景色ーーそれは徐々に、人の五感を狂わせていく
体に倦怠感が走りーー、ますます「毒」に気づきにくくなる
ーーーだが、一人マッチをこすってる男がいた、、、「破戒僧」である
彼だけは、このーー空間の異常に早い段階で気づいたのだ
それは、「温度」
彼の体内には、生まれつきーー「温度」に耐性をもたせるための「免疫機関」がある
だが、だからと言って鈍いわけではないーーむしろ、その逆「かなり温度に敏感」
彼はーー外界の状態を無意識に「温度」ではかるということをする
それは、彼の体に備わった「危機意識」のたまものかもしれない
だからこそ、普通の空気とは違う「温度」に気づいたのだ
ーーそして、それが「毒」だということも
「オンハバハバキウタサバタルマサバサバキツドカン」
腐っても、元僧侶ーー
(、、、ほう、やりますねーー彼)
ーーー第一の関門突破
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