第30話 ちょっとした圧力
数日後、相手の代理人という男と電話で話す機会があった
内容は、「訴状」の取り下げだ。和解とはいえないただ一方的な案であった。
謝罪はしない・慰謝料も1円も払わない。
私が「訴状」を取り下げなければ、全力で主張を論破して、
逆に慰謝料を請求すると言うのだ。
勝手すぎる一歩的な案だった為、即断った。
「おい!コラ!!そんな態度だと逆に多額の慰謝料を払う事になる」
「和解しない。唯一の和解は取り下げだ!そうでなければ法で逆につぶす」と
強調され脅されたた。(半強要)
録音もある。
しかしそれは代理人の司法書士が決める事ではない。
裁判で争い裁判官が判決で決めるのがスジだ。
この半強要的行為は後日、熊本司法書士会ではなく、
法務局に不服申し立てを行う事になっている。
法務局にはすでには担当官を着けてもらった。
司法書士会は問題ない。と主張し。
法務局は資格取り消しの可能性もある重大な悪態だと。
司法書士会の総務部長「K」氏に、
監督認定省庁である法務省(法務局)と意見が食い違っているのだが、
問題ないのか?と問いたが、問題ないと言われた。
その旨も法務局に伝えた。 録音もしてある。
これは裁判後に、法務局の担当官が、司法書士がいる事務所に、
何かしら動きがあるとあると思う。
司法書士会も、その司法書士を守る手段を取る事はおおよそ予想が付く。
であれば、管理省庁の法務省(法務局)に不服申し立てを行い、
録音したデータを持ち込めば、
少しは調査なり、査察、注意なり意識が向くと思う。
さてさて法律の専門家ではない司法書士が出しゃばってきたので、
NGOの知人に相談をし、裁判の専門家「弁護士」を紹介された。
自宅から5分とかからない距離に弁護士事務所がある。
弁護士の当たりはずれは人間だからある。
しかし、今回は信用できる。と思った点があった。
それは、裁判の勝訴(裁判に勝つ)事を説明する前に、
いろいろな要因で負ける可能性がある・希望に沿わない結果が判決で言い渡される。
といった「マイナス」の面を一番先に説明してくれた。
通常、商売を行うのであれば、
プラスの面を主張しマイナスの面は隠したい公にしたくないと思う。のが一般的だと思う。
それをあえて先にマイナス面を出して、裁判に挑む覚悟を問われたので
任せっきりではなく、弁護士のアドバイス・知識・経験をフルに出していただけるように、
私も出来る限り裁判に真摯に向き合い、改めて「私自身の裁判」。
弁護士はアドバイザー。
軍師的な存在として協力をしてもらいたいと思った。
この弁護士は信用し任せられると思った次第だ。
勝負事なのだから、勝つ事も負ける事もある事は分かっていたが、
改めて裁判に挑む気持ちの決心と支えが決まり、「依頼をお願いしたい」とおもった。
そして、可能な限り弁護士だけに任せずに、一緒に参加して、
どんなやり取りや段取りをしているのかが知りたかった、
しかも、コレは「私の事件」なのだ。
私の事件を、代理人に任せっきりでは裁判に参加しているとは言えない。
意識の薄れなどで私の事件とは言えないような気がしたからだ。
20200221
つづく
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