第14話 警察や検察の組織としての問題点


さて帰宅し、「刑事告訴状」を書こうとした。


手書きは面倒だな。と感じた。



ネットで「刑事告訴のひな形」を探した。



たくさんヒットしたので、適当に選んで、


ひな形を改良して「脅迫罪」の申告をパソコンで打ち込む。


30分ほどで完成した。



我ながら良い出来に満足した。


明日、またコレを持っていこう。




あ!警察や検察の組織上の問題点だが、


刑事告訴が受理されにくい理由は2つあると言われる。




① 警察や検察の忙しさ。


警察や検察は常に未解決の事件を抱えている。


そのため、申し出があった全ての案件を担当している余裕はない。


1つの事件に連日費やす時間はないのだ。


担当捜査機関が一丸となって何日も下調べや証書にそって

追いかける事や捜査をすることは無いに等しい。

(ドラマ;9係や相棒やHERO。参考)



捜査は「警察」で行われている。

検察はその内容を判断するだけ。

これが基本のスタイル・組織の構造だと思ってもらって良い。




②「相手を確実に有罪にできる案件しか捜査しない」という


警察、検察サマの殿様商売。


日々、事件の捜査に追われている警察や検察は、


ほぼ100%有罪にできると確信できる事件しか捜査は行わない。

実際に、日本では検察が告訴を受理し起訴した事件の99%以上が有罪。

(ドラマ;99.9刑事専門弁護士。参考)



この捜査機関の殿様商売で、


ほぼ確実に相手を有罪に追い込める証拠を揃えて、


告訴を申し出ないと、嫌疑不十分で不起訴となる可能性が高い。


そうなれば努力や時間が無駄になるのだ。



冤罪にでもなれば、担当した者以外に、

その上司のキャリアにも傷が付く。

昇級レースから1度でも落ちたら這いあがる機会は失われる。




しかし私の場合は「証人」と「証言」が取れていた。


そして確実な決定的なモノも得る事ができた。

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