第29話 FUEL特別企画④ ピンキーダイナマイト威風堂々!3変化でヒラリハラリ!大撮影会

 10月下旬、ピンキーダイナマイトメンバーは市内の某撮影スタジオにて集結していた。今回もFUELの企画で大撮影会を行う事になっており、DVD収録やME TUBEでの配信をやっていく事になっていた。前回に引き続き、HP上で募集をした所、2万件もの応募がありその中からFUELも50人集まっており、それとは別に撮影カメラマンも数名集まっていた。今回もカツオ君はじめ地方局スタッフも協力体制の下収録は始まった。


 カツオ君「宜しいでしょうか?では参りますよ。ピンキーダイナマイト威風堂々!3変化でヒラリハラリ!大撮影会!!」

 FUEL「うぉぉぉぉ!!」

 カツオ君「さぁ、やって参りました。今回は撮影会という事でどんな姿を拝めるのか楽しみで御座います。御存じカツオ君で~す」

 FUEL「いいぞぉ~かつお~」

 カツオ君「そして今回も集まって貰いました。ピンキーダイナマイトのメンバーです」

 明日香「またカツオ君ですか」

 沙也香「私達良い思い出が無いんですけど」

 ささもっちゃん「ささもっちゃんで~す。ささもっちゃんは楽しみですぅ~。」

 友子「美しい物には棘があるよ」

 まゆみ「友子には棘は無いよぉ~優しいよ友子は」

 友子「棘あるの、もうプンプン」

 まゆみ「今日は宜しくお願いしますね♡」

 奈緒「今日は身ぐるみ剥がされるそうでそれを何より心待ちにしておりましたどスケベエンジェル奈緒です。今日は高知のストリップドリームを皆様に観て頂きたいですね」

 FUEL「うぉぉぉぉ!ストリップ~ドリ~ムマックス!!」

 カツオ君「それでは早速撮影第1回戦へと参りたいんですが、今回あちらに①~⑥番までのボックスが用意されていますが、私がまず着る服のテーマを発表しますので、それぞれ自分の最初に選んだ番号のボックスへ移動し着替えて出て来て下さいね。それで順番ですがくじを引いて下さいね。順番がそれで決まります。最後にFUELはどの子が一番似合っていたかを投票して貰い勝者が決まります」


 カツオ君に言われてピンキーメンバーはくじを引いたのだった。


 カツオ君「結果が出ました。順に発表してください」

 友子「あたし1番だよ~ピンクのボックスイエ~イ!!」

 ささもっちゃん「私は2番打者だい。何が飛び出るブラックボックス渋いぜ」

 明日香「3番不吉な絵が描いてるのよ嫌ねこのボックス」

 沙也香「4番子供達の絵だ。まだ安心だ」

 まゆみ「5番ですけど、エモニエル婦人の絵が描かれてありますよ嫌だ♡」

 5人「何でエモニエル婦人知ってる」

 まゆみ「……。いやこれはそのたまたま」

 FUEL「まゆみちゃんのエッチ~」

 まゆみ「止めて下さい」

 奈緒「6番は虎の絵の屏風ですか?わしゃ一休か。……。すいません。スベっちゃた♡」

 FUEL「スベってないよ~」

 カツオ君「①~⑥番までの順番も決まりましたのでテーマを発表致します。第1回戦のテーマ制服です」


 メンバーはそれぞれのボックスに入り着替えた。


 カツオ君「それでは、①から順に登場して貰いましょう。どうぞ」


 友子「シスター友子で~す、可愛いです」

 FUEL「うぉぉぉぉ!!癒されるぅ~。カシャカシャ」

 ささもっちゃん「裁判官ささもっちゃんで~す」

 FUEL「うぉぉぉぉ!!裁かれるぅ~。カシャカシャ」

 明日香「清掃員の明日香です、って何よコレ。嫌」

 FUEL「……。カシャカシャ」

 沙也香「警察官沙也香。逮捕しちゃうぞ♡」

 FUEL「うぉぉぉぉ!!婦警さんだぁ~。カシャカシャ」

 まゆみ「園児まゆみですぅ~♡」

 FUEL「うぉぉぉぉ!!持って帰りたい~。カシャカシャ」

 奈緒「看守の奈緒ちゃんです。奈緒の刑務所にようこそ」

 FUEL「うぉぉぉぉ!!一生奈緒プリズンで~。カシャカシャ」


 FUELの投票の結果、第1回戦はまゆみに軍配が上がった


 カツオ君「それでは、第2回戦行ってみよ~。テーマはよくあるコスプレ衣装」


 明日香「何これ」

 沙也香「これ恥ずかしい」


 カツオ君「それでは準備が出来たようなので①から出て来て貰いましょう。どうぞ」


 友子「バニーガール友子だよ♡」

 FUEL「うぉぉぉぉ!!股ばかり見ちゃう~。カシャカシャ」

 ささもっちゃん「体操着&ブルマささもっちゃんだい!」

 FUEL「うぉぉぉぉ!!イケない感じがする~。カシャカシャ」

 明日香「白鳥の湖明日香よ、ってぇ~何よコレ。白鳥が下半身から首と顔が出てるのよ、もう最低」

 FUEL「うぉぉぉぉ!!事故者発見~。カシャカシャ」

 沙也香「チャイニーズ沙也登場アルヨ!」

 FUEL「うぉぉぉぉ!!ノリノリだぁ~。カシャカシャ」

 まゆみ「うぇ~ん!SMの女王様で~す。ビシィなんちゃって♡」

 FUEL「うぉぉぉぉ!!叩いて蔑んで~。カシャカシャ」

 奈緒「奈緒ちゃんナースさん。今日もおっぱいでお熱測ります?」

 FUEL「うぉぉぉぉ!!45℃あるんですぅ~。カシャカシャ」


 FUELの投票により第2回戦は明日香が勝者となった。


 カツオ君「それでは第3回戦いってみようか。テーマは水着です」


 6人「え~!聞いてないよ~」

 まゆみ「こんなの履けません」

 奈緒「これは」


 カツオ君「それでは参りましょう。第3回戦、どうぞ」


 友子「小学生のスクール水着だよ♡キツキツなの」

 FUEL「うぉぉぉぉ!!堪りませんなぁ~。カシャカシャ」

 ささもっちゃん「ピンクの幼児体型ワンピース水着だい!」

 FUEL「うぉぉぉぉ!!似合いすぎてエレクトジョンになるぅ~。カシャカシャ」

 明日香「90年代のオバサン水着よコレ。何だこのチョイスは!」

 FUEL「うぉぉぉぉ!!懐かしい~。カシャカシャ」

 沙也香「瀧田久美子モデルの貝殻水着らし~よ!もうやだ~」

 FUEL「うぉぉぉぉ!!懐かしのスタイル~。カシャカシャ」

 まゆみ「白色競泳水着です。嫌だ、あんまり見ないでくださいね」

 FUEL「うぉぉぉぉ!!ピチピチの白競泳じゃないかぁ~。カシャカシャ」

 奈緒「私はほとんど裸のヒモ水着ですよ♡イケない花園見えちゃう♡」

 FUEL「うぉぉぉぉ!!行くぞ花園トライすんぞ~。カシャカシャ」


 FUELの投票により第3回戦は奈緒が勝者となった。


 カツオ君「と言う訳でして、今回優勝した3人にはFUELの方から豪華賞品がプレゼントされま~す。それはこちら、推しメンロボット乳首かめへん君です」

 明日香「要らないわよ」

 まゆみ「可愛いですね♡かめへん君」

 奈緒「乳首かめへん君、マヨネーズ取ってぇ~」

 明日香「一家団欒すな」


 こうして、大撮影会は幕を閉じたのだった。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る