6-11 第六章の登場人物等

<登場人物>


リューマ・ヴィン・アグティ・ファンデンダルク:

 主人公、禁忌の勇者召喚に巻き込まれて異世界のホブランドへ召喚されかけたが、アルノス幼女神によって助けられ、加護とチート能力を与えられリューマ・アグティとしてホブランドで生き始めた。

 王家及び王都で数多の危難を救ったことにより、ジェスタ王国の国王から伯爵へと叙爵され、領地を与えられるとともに正室の他に複数の側室を持つ身となる。


コレット:

 ジェスタ王国の第二王女、リューマの正室となる。


シレーヌ:

 ジェスタ王国バイフェルン伯爵の長女、リューマの側室となる。


オズワルド:

 ファンデンダルク家王都別邸の警護騎士、隊長だったが酒を飲んでの不祥事で平騎士に降格された。


シュレジング:

 ファンデンダルク家王都別邸の警護騎士、副隊長であったがオズワルド隊長の降格に伴い隊長に昇格


サドゥアンス:

 ファンデンダルク家王都別邸の警護騎士、オズワルド隊長の降格に伴い、平騎士から副隊長に昇格


ジャック:

 ファンデンダルク家王都別邸の優秀な家宰


トレバロン:

 リューマが最初に住んだ街であるフレゴルド時代に雇った執事、アリスの王都移動と共にファンデンダルク家王都別邸に移動し、執事を続ける


エンリケ・ヴァル・ドラバル子爵:

 エステルンデ砦の騎士団長


アーガス:

 ファンデンダルク家王都別邸の執事の一人


マリア・ヘイエルワーズ:

 国王派ヘイエルワーズ男爵の次女、リューマの側室となる


ケリー・コーレッド:

 国王派コーレッド伯爵の四女、リューマの側室となる


エリーゼ・ウェイン:

 国王派ウェイン子爵の次女、リューマの側室となる


カナリア・レイズ:

 国王派レイズ子爵の三女、リューマの側室候補


ケイト・バーナード:

 中道派バーナード男爵の五女、リューマの側室候補


ウェイド・ベルク・フォイッスラー

 ジェスタ国の宰相、国王派


フレデリカ:

 ファンデンダルク家王都別邸のメイド長。エルフの家出王女でもある。


カール・ラインハルト:

 王宮宝物庫管理局長


クレイグ・ヴァンス:

 ジェスタ王国錬金術師・薬師ギルド本部のギルドマスター


フェルディナンド:

 リューマとコレットの間に生まれた子であり、ファンデンダルク家の第一子(男)、正室の子であり、原則としてファンデンダルク家世継ぎの嫡男となる


アグネス:

 リューマとシレーヌの間に生まれた子、ファンデンダルク家の第二子(女)


ジョルジュ・バルカン:

 王宮魔術師団の次席魔術師、ランドフルトの古代遺跡調査員の一人

 契約魔法の瑕疵を利用し、王弟派に秘密を洩らした裏切者


デービス・フォーレンド:

 ファンデンダルク領内を地元とするフォーレンド商会の三男坊、ブドウ栽培を担当している


マルキリス:

 王宮魔術師団次席魔術師のジョルジュ・バルカンの執事、古代遺跡及び飛空艇の秘密漏洩のキー・パーソンとなる人物で、陰で王弟派に属している



 ◇◇◇◇


<補遺>


-- 地名等 --


エステルンデ砦

 ジェスタ王国がベルゼルト魔境境界に設置した魔獣対策最前線の砦、王国直轄の騎士団等2000名超が守備している。


ファンデンダルク小砦:

 リューマがエステルンデ砦に隣接して建造した一時拠点としての小砦


カラミガランダ:

 リューマが伯爵に叙爵された際に与えられた領地の一つ、領都はヴォアールランド


ランドフルト:

 リューマが伯爵に叙爵された際に与えられた領地の一つであり、カラミガランダと接している地域、領地の中心地はラドレックで、元は王家の直轄領であった


エベレット子爵領

 ベルゼルト魔境に接する領地エステルンデ砦の南方に位置する


クライスラー男爵領:

 ベルゼルト魔境に接する領地エステルンデ砦の北方に位置する


城塞都市:

 魔物の滲出を防ぐためと開発拠点とするためリューマがベルゼルト魔境の一角に造った略円形の星型防壁都市、後にシタドレンスタッドと名付けた。


オルテンシュタイン帝国:

 ジェスタ王国の西側にある大きな領地を保有する帝国、ジェスタ王国とはヒマラヤ山脈に近い高峰が続く山脈に遮られて交易は困難とされている


エゼルヴァーグ侯爵領

 侯爵の中では一番大きな領地である


マクバレン公爵領

 公爵二家の内では領地面積が少ない方である


ランドフルトの古代遺跡:

 リューマがランドフルトで騎士団小隊と訓練中に発見した古代遺跡、おそらくは日本からの転生者が作った飛空艇の製造研究所、セキュリティシステムのごく一部が機能していた。

 内部に種々の資料と共に作りかけの飛空艇4隻が保管されており、内二つは完成間近ではあったものの、1万数千年の歳月が部品を劣化させ、飛空艇の機能を喪失させていた



-- 商会名 --


シュバルツ商会:

 ジェスタ国でも大手の商会のひとつ、文官として採用した**の実家であり、その縁でファンデンダルク家の御用商人となっている。


フォーレンド商会:

 カラミガランダを根拠地とする中堅商会、ファンデンダルク家御用達となり、種々の産品を扱うようになる


キャセル商会

 ランドフルトを根拠地とする中堅商会



-- 魔道具等 --


馬無し馬車:

 リューマが製造した魔石を動力源とする魔道エンジンを搭載した自動車の紛い物

 現状ではリューマしか製造できない


装輪装甲車

 嫁sを安全に移動させるためにリューマが作った陸自の98式装輪装甲車の紛い物、リューマの能力で種々の改造を行っている


20ミリ超電磁砲

 リューマが産み出した常温超伝導体を利用した超電磁砲で装輪装甲車に搭載し、魔導炸裂弾を発射する。


飛空艇:

 ランドフルトの古代遺跡に残されていた古代の遺物、リューマが修理して少なくとも一隻は稼働可能になっているが、そもそも御伽話の神話に登場する神々の乗り物として知られており、実在しているとは信じられていなかった


インセクト・アイ

 超小型の監視型ゴーレム


高々度偵察衛星

 リューマが作ったアダムスキー型円盤に似た形状の魔導ドローン、上空30キロに配置し、種々の地上観測を行える。

 ヴォアールランド上空と城塞都市上空に各一機を配置している


遅延時空間の守護ゴーレム

 リューマが作った自律型魔導ゴーレムであり、能力者であっても察知できない百分の五秒差の遅延時空間に存在する

 原則その遅延時空間から被擁護者を見守り、必要な場合には守護をする



-- 魔物等 --


ギガントボア:

 ベルゼルト魔境に住む猪で体長が10m超の魔物


レヴァル:

 魔境の湿地帯に棲む体長30mの巨大ワニの魔物


シルクワーム:

 魔物の一種、大きな繭を作るので、その繭の繊維を利用できる


ファイバースパイダー:

 ホブランドに生息する大きな蜘蛛の一種であり、糸いぼから採れる繊維は高級品として重宝されている。


ビッグカウ:

牛の魔物、良質の肉が採れる


メガジャージー:

牛の魔物、良質の牛乳が採れる


スレイニプル:

六本脚の馬の魔物、良質の肉及皮革が採れる


メガマウンテンゴート:

羊の魔物、良質の羊毛と肉が採れる


メガボア

 猪の魔物、良質の肉が採れる



-- その他 --

ジェスタ国における王都参詣の慣行

 領地を有する男爵以上の貴族は、三年に一度一か月程度の王都参詣が義務の様にされている。

 王都参詣の際は、基本的に嫡子及びその実母以外の家族を引き連れて王都へ移動する必要があり、途中の宿場町へ相応の金銭を落とすことが狙いの慣例である。

 但し、王家の親族(血族及び姻族)の内三代までは、外国へ嫁いだ場合を除き、一年に一度の参詣が求められている。

 主として王家との絆を強くするための制度であり、特に姻族の場合は、嫁いだ元王女は嫡男共々参詣に同行するしきたりがあるが、二代目以降はその必要がない。


王立学院:

 主として貴族の子弟のために王都に設立された学校、貴族の子弟は10歳から15歳までの五年間をこの学院で過ごすことになる

 因みに義務教育ではない


距離の単位

 イード:約1.65mの長さ

 ケール:薬1.5㎞の距離


ダンジョン型牧場又は農場:

 リューマが考案し、産み出した農業用地、攻略したダンジョンのコアを利用して魔物を産み出さない階層型の牧草地に変え、そこでテイムした魔獣や魔物を育成させる。


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