応援コメント

どうしてあたしなの」への応援コメント

  • 『どこの姫だ。舞踏会でアクセサリーでも落としたか。』

    こういうくすっと笑える自分ツッコミが良いなと思いました。

    まつ毛の数が多いことに気付くってことで、彼との顔の近さを表してみたり、俯いている顔を見ているってことは、森瀬さんのことが気になってるんだな斎藤さんって解らせたり、こういうのを描写って言うんだよなーって改めて思いました。

    ギターかベースか言われないと分からないほど音楽に対しては無知で、「ギターの方が明るいはず」というなんとなくの思い込みはあるほど——つまり人並みに知ってはいるというのもこれまた心理描写で描いているのですよね。説明一切なしで主人公の人となりが解ってしまう。凄いなあ。

    音楽の描写、これは凄い。
    勘弁してほしい。一話目で鳥肌立たせるのは卑怯です。
    体言止めのオンパレードで情景を脳に刻み込んで行く手法はさすがとしか言いようがないです。このスタッカートの効いた文体のリズムが音楽それ自体を表しているように感じました。ロックナンバーであることは明確でした。
    因みに鳥肌が立ったのは森瀬さんが唄い始めたとき。
    『音のくせに、声のくせに視覚がカラフルにおかされていく。』
    は震えあがりましたね。
    静の中の美しき流れを描くのが上手いなあと思っていたのですが、動の爆発的躍動も凄くってびっくりしました。こっちもかぁ~夏野けいさん……! って心の中で唸りました。

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    リリカは漫画を読む子なので、モノローグにおけるツッコミは標準装備です(笑)
    笑ってくださってよかったです。

    音楽のわかってなさ加減はかつての自分を参考にしています。なのでリアリティがあるのかもしれません。

    何より描写で伝わったことが嬉しいです。音楽の雰囲気まで言い当てられて、身悶えしています。

    ちなみにテイストでいくと花と頭蓋が素に近く、こちらはやや狙った感じです。勢いで頑張りました!

  • 「なぜ、あなたがそれを?」

    ここのくだり思わず笑ってしまいました。

    確かにどこぞのお姫様みたいな言い回しだなと。笑

    でも、こういうシーンを切り取れるのは作家としての強みだよなぁ。

    もちろん、バンドの音の表現は言わずもがな素晴らしかったです。

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    お姫様は私もひそかに気に入っている表現です(笑)
    笑っていただけてよかったです。

  • 森瀬はスタンドつきのマイクの前に陣取る。紅一点、神沢さんがスティックでリズムを刻んだ。

    ここから下の文字のド迫力ときたらもう……!文字の音で打ち抜かれた気分です!

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    文字の音……! この表現がすでにカッコ良いのですが!