落選しました…

コミケ当落の日。運営からこんな文章が届いた。


「あなたのサークルは残念ながら抽選洩れとなりました。」


はい。


僕はコミケの抽選に落ちて、サークル参加できなくなりました。


元々コミケは参加人数が多いイベントである為、実際に会場に設営できるサークルは応募サークルから抽選で選ばれるようです。


応募倍率はだいたい1.5倍と言われています。


だいたい75%の確率で当選すると言う感じでしょうか?


その厳選な抽選の結果、僕は落選してしまいました。


この小説のおちは、僕の落選という感じになりました。


はい。


---


コミケにサークルとして参加するという目標を立ててから、とても濃密な日々を過ごしました。


こんなに密度が高い生活を送るなんて、すごい久しぶりだったので常に高揚感を感じているような感じでしたね。


作業量的には十分に行えていたと思います。


反省点としては、テーマを決めずにグダグダしてしまったことでしょうか。


次回こそは3ヶ月前にはスパッとテーマを決めて、それに向けて作業を行いたいと思います。


今回は落選してしまいましたが、次回のコミケこそはサークル参加したいと思います。


今回のコミケに参加していた場合、僕はどんな同人誌を作っていたのでしょうか?


多分こんな感じになっていたと思います。


なお以下の文章は僕のファンボックスに先行で公開しているものになっています。


ーーー


こんにちは。ペペロン太郎です。


この記事を読んでいる方の中にはこんな悩みを持っている人もいるかもしれません。


イラストを描き始めたいけどどのような練習方法を行えばいいのか分からない

練習したってイラストが上手くならない


そこで今回は、お絵かきを始めてだいたい2ヶ月目の僕が画力を上げるために行った方法を公開したいと思います。


まずは僕がお絵かきを始めた頃のイラストを載せますね。


『エロマンガ先生』のヒロインである和泉紗霧です。






たしかアニメのワンシーンからの模写だった記憶があります。




下手ですねw


次に最近書いたイラストを載せます。






どうでしょうか?


確かに下手であるものの、以前よりはだいぶマシになっていますね。正直ボチボチ上手いと思う。


では一体なぜぼくは2ヶ月という短期間の中でこれほどまで画力を上げることが出来たのでしょうか?今回は僕が画力を上げるために実際に行った方法を解説していきたいと思います。



まず初めに目標を決めた


僕はとある目標を決めてからイラストの練習に取り掛かりました。


その目標というのが「2020年のGWに開催される春コミにサークル参加する!」というものです。


ですがコミケに応募するも、落選してしまい参加することができませんでしたが、、、。


イラストに取り組んだことにより、目標を決めるということの大切さを改めて感じましたね。


特にコミケのサークル参加のような短期間での目標を設定した場合


「この日までに薄い本を完成させないといけないから、4月までにはここまでおわらせないといけないな!」


みたいな具体的な進行計画が自然に立てれるようになるのです。


僕の場合、初期のイラストがこれです。


こんなGMみたいなイラストを他の人に見せるのは、正直恥ずかしいです。


なので最低限他の人が見ても下手だと思われないようなイラストにするという、目標ができました。


それを達成するために何をすればいいのか、みたいな仮説やそこに向けての小さな目標も次々に生まれるため、創作する上でのモチベーションに繋がります。


そして数をこなすことにより「自分のイラストのここがダメだわw」みたいな発見ができるので、自分の描いたものを客観的に分析できるようになり、自分自身の画力も上がっていくのです。


僕の場合、初期のイラストがこれです。





Fate/strange Fake のアルケイデスです。


こんなGMみたいなイラストを他の人に見せるのは、正直恥ずかしいです。


なので最低限他の人が見ても下手だと思われないようなイラストにするという、目標ができました。



イラストをトレスする



次に行ったのはイラストをトレスするという練習方法です。


トレスはイラスト界隈では嫌われる行為であり、トレスしたイラストを公開した場合炎上してしまう恐れがあります。


なのでトレスしたイラストはネット上で公開しない、どうしても公開したい場合は「トレスしたと」明記するべきですね。


気に入ったイラストを保存して、イラスト制作ソフトに取り込み上から線をなぞっていくという方法ですね。


これを行うことにより、キャラクターの目の形や輪郭、基本的な身体つきやポーズの描き方を覚えることができます。


ぼくはこのトレスの練習を9回行いました。


実際に描いたイラスト。もちろんトレスです。







一回のトレスにかかった時間は30分から1時間ほどだったと記憶しています。


萌え絵のイラストでは「線の強弱をつける必要がある」とよく言われていますが、この段階ではあまり意識しませんでした。


先ほども書いたようにトレスはイラスト界隈では嫌われる行為であり、トレスしたイラストを公開した場合炎上してしまう恐れがあります。


なのでトレスしたイラストはネット上で公開しない、どうしても公開したい場合は「トレスしたと」明記するべきですね。


イラスト本を読み込んだ


この後、イラスト本を読み込みました。


ぼくが読んだのはプロのイラストレーターのニリツ先生が書いた『才能はいらない イラストで食う技術』ですね。


https://www.kadokawa.co.jp/product/321810000431/


この本はイラストレーターの能力は才能で決まるのではない。技術や情報分析力などの総合的な能力の合計で決まる。ということを解説した本になっています。


ぼくはこの本を3回ほど読み込みました。現在でも時間に余裕があれば読み返しています。


この本に書かれている技術やイラストを書くうえでの心構えなどは、イラスト以外の分野にも応用できるものばかりなので、イラストを描きたいと思っている人はもちろん、そうでない人にも読んでいただきたいです。


この本の中にはイラストの構図についてしっかりと説明されていました。


具体的に書くと「3分割方」や「カテナリー曲線」などですね。



これ以外にもたくさんの技法が紹介されていますが、ここで紹介してしまうと流石に怒られそうなのでやめておきます。


『才能はいらない イラストで食う技術』を読み込んだ後、この本で紹介された技術がどのように使われているのかを知るために、色々なイラストを見まくりました。


才能はいらない イラストで食う技術』では良いイラストを見つけるためにニリツ先生が実際に行っている「3つの方法」も紹介されています。


その方法を使い、最先端のイラストをたくさん見てそこで使われている技法を分析したという感じです。


そうすることによって、プロが実際に使っている技法がどのように使われているかを知ることができるので、自分がイラストを書く時にもその技術を取り入れることが出来る様になります。


と言っても素人がプロの技術を100%取り入れるのは不可能です。


せいぜい応用できるのは1%ほどでしょう。


ですがその技術を真似することにより、少しでもイラストが良くなるのであれば使用するべきだと僕は考えています!


なのでみなさまも『才能はいらない イラストで食う技術』を是非購入してください!本当におすすめです!


https://www.kadokawa.co.jp/product/321810000431/


また、僕がイラストを制作する時に使っている三分割方とカテナリー曲線のデータを置いておきます。

















ちなみに三分割方はアイビスペイントの配列定規を使って描きました。


https://apps.apple.com/jp/app/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%93%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88/id441179131


カテナリー曲線はipadの関数グラフのアプリを落とし、そこに数式をぽちぽち入力して制作しました。



https://apps.apple.com/jp/app/geogebra-%E9%96%A2%E6%95%B0%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95/id1146717204



参考リンク


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%BC%E6%9B%B2%E7%B7%9A


https://mathtrain.jp/catenary


https://tomari.org/main/java/kyokusen/catenary.html



実際にイラストを描きまくる


①目標を決める

②イラストをトレスして絵の基本的な形を覚える

③イラスト本『才能はいらない イラストで食う技術』を3回読む

④そこに載っている技術を知り、プロのイラストを分析する


これらの4点を行なった後、実際にイラストを書いていきました。


あとは絵に取り組む時間を増やして、ひたすら描きまくるだけですね。


ちなみに僕がイラストに取り組んでいる時間は1週間で10時間、1ヶ月で40時間ほど。それを多いと捉えるのか少ないと捉えるのかはあなた次第です。


僕の書いた下書きです。










三分割方が一番使いやすい技術だったようで、構図を考える際にはこのような感じでイラストを分割して考えています。正直に言うとカテナリー曲線はそんなに使用しない。


Pixivに投稿したイラストより。










これらのイラストは『才能はいらない イラストで食う技術』で紹介された技術を使用して描きました。この本マジでおすすめです。


一時期背景があるイラストばかり投稿していたのは、プロのイラストを分析した結果、その方がキャラクターが目立つようなイラストを制作できると思ったからです。


その仮説は当たっていたのですが、イラストを制作する時間が2−3倍ほど膨れ上がってしまうのが欠点かと…。


まとめ


今回はお絵かき初心者の僕が画力を上げる為に行った方法を解説していきました。


①目標を決める

②イラストをトレスして絵の基本的な形を覚える

③イラスト本『才能はいらない イラストで食う技術』を3回読む

④そこに載っている技術を知り、プロのイラストを分析する

⑤実際にイラストを描きまくる


実際に行った手法をまとめるとこんな感じですね。


(わー!3500文字近く解説文を書いてしまったー!)


この記事を読んだことによって、「描いても絵が全然上手くならないよ!」みたいな悩みが解決したのであれば嬉しく思います。


あと、『才能はいらない イラストで食う技術』は本当に素晴らしいイラスト本なので、みなさまに是非購入していただきたいです!


https://www.kadokawa.co.jp/product/321810000431/


ここまで読んでくれたすべての人、いつもいいね♡をくれるすべての人に感謝!いつもありがとうございます!!


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創作歴2ヶ月未満の僕がコミケにサークル参加しようとしているのだが??? ペペロン太郎 @peperon-peperon

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