ノートのすみっこ(本音しかないエッセイ)

珍事は時に起こり得る

　ネットに書き込んだ悪口が知人にバレる決め手は、やはりコテハンがバレることだと思う。私は、元カレの悪口を何度かネットに書き込んでいるが、それを知人が読んでいる可能性があることを踏まえて、その人に一度だけあることを問うたことがある。その答えを見るに、少なくとも彼は私のフォローを解除するつもりはないとのことだった。ちなみに、全く関係ない人の悪口は遠回しに流しているつもりだが、バレる可能性はあるので安心はできないだろう(ちなみにネット限定なのは、父が許可か黙認しているから)。

　さて、本題に移ろう。今回はau通信障害の話である。

　土曜日の朝起きて、いきなり携帯電話のバーだかアンテナだか分からないが、とにかくWi-Fiマークの隣にある4本のバーが、全て消えていたことにびっくりしなかった人はいないだろう。その日は明らかに暑かったし、夕方にならないと草むしりが出来ないレベルで湿気もすごかった(今日もだが)。幸い、Wi-Fiが繋がることとLINEが出来ることで、通信規制は家にいる限り、ある程度緩和された(実際、相方に電話をLINE、通常のふた通りで掛けたが、LINEの方しか繋がらなかった)。

　この問題は、どうやら私の端末だけではなく、弟(壁越しに聞こえてきた)の端末や、インターネットに書き込みをしている人の端末にまで及んでいた。それも複数人ということは、少なくとも日本全国の広範囲で通信障害が起こったということである。

　その日は結局、草むしり以外はぐうたらして1日が終わった(バイトの面接を申し込もうにもしづらいし、大事にはしたくなかったので)。

　翌日、このことが全国的な話題になったのか、YouTubeでニュースの切り抜き動画が上がっていた。私は見ていないが。同じ頃、件の携帯電話会社の社長の記者会見まで行われたらしい。とても誠実だったと、ネットでは話題になっていた。

　ちなみに、私と弟の携帯電話は回線がauだが、母と父は違う。何故auなのかは分からないし、いっそのことお父さん犬や、きのこのキャラクターがいる方でも別に良かったのだが。特典などがどう違うのかは分からないし、どうでもいいけど。ただ、昔見たノートやなんかのグッズは魅力的だと感じた。

　とはいえ、今回はau全体を巻き込んだ珍事件が起こったが、今後同じようなことが別の携帯電話会社で起きないとは限らない。気をつける術はないけれども、ある程度緩和する努力はできる。有事に備えるのは、いつでもどこでも大切なことなのだ。