お前のようなペットがいるか‼︎
連日相方とLINEでやりとりしている都合上、私は相方のLINEスタンプを沢山見ている(相方を煽ったら〜参照)。彼は年齢的に「おっさん」「中年」と呼ばれる部類だが、かつて文鳥の「うにちゃ」を飼っていた。
世間ではおっさんというと、毎日働き詰めで休日ゴルフやら遊びに行くようなイメージだが、彼もその例に漏れず、激務の中生きていた。しかし、確かに相方はペットを飼っていたのだ。
……犬とか猫ならまだしも、小鳥である。ギャップが凄まじい。だが、小鳥を愛する気持ちは本物だから(甘やかしていたらしいが)、心から可愛がっていた。いや、それどころか敬愛していたと言ってもいい。やたらとおっさん臭い文鳥を、その最期まで見届けて。死後も彼のことを忘れぬようにして。気のせいか、コイツいつか殉教しそうで怖い。
で、私は「お前のようなうにちゃがいるか‼︎」という大喜利を考えたのだが、驚くべきことに「嫌だ」という部分が殆どないのだ。
「CV若本規夫」→「おしゃべり出来るのは嬉しい」
「シルバーさん」→「かわいい」
「たまごをあっためる」→「一羽で育てていたから、お相手がいたら子孫がいたんだよな」
「肉が好物」→「豆しか勝たん」
「プロゲーマー」→「手がないよう」
「おもちどころか溶ける」→「スライムか」
実際にLINEであったやりとりである。何回も文鳥スタンプを使っていたから、それだけ文鳥LOVEなのが伺い知れる。
数日前、地元の島忠に行った時のこと。白い文鳥が小動物コーナーにいた。触ることはしなかったのだが、素直にかわいいなと感じた。今までインコ一択だった私が、人生で初めて自分から文鳥を見に行った瞬間。彼らと一緒に暮らすことに一抹の不安はあるものの、今は迎えたいと思う。
島忠に限らず、ホームセンターのペットコーナーには小鳥のエサだけでなく、小鳥のおもちゃや生活必需品が沢山揃っていた。旧式のバードバスやエサ入れだけではなく、小鳥にとって住み心地がいいように、使いやすいようにしたエサ入れや、ブランコ止まり木などがあった。
小鳥の鳴き声は、聴いていて気持ちいいものであるし、文鳥は見ていて面白いので飼ってみたいと思う。だが、私は体内時計がかなり狂っているのもあり、朝半ば無理矢理起こされるのは嫌だな、と思う。創作が捗るのは主に夜からだから。昼は動き回ったり、働いたり、昼寝をする時間だから。
これを相方が理解しているなら、後はその時が来るのを待てばいいだけなのだが。
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