あと少しだけ眠っていたい日々に

 自由時間というものがあると、安心出来ない限りはただスマホをいじるだけの時間になってしまうような日々を過ごしつつ、私は色々なことを待っている。今週末(書いているのは22日)に催されるイベントであったり、まだ見ぬフィギュアや音ゲーの新曲であったり、この間まで見ていたアニメ(鬼滅の刃)の新作だったりと様々である。

 たまに父の部屋で漫画を読んでいると思いがけないモノに出会う時があって、ソレは偏ってこそいるが料理に関する豆知識だったこともあるので、一概に役に立たないとはいえない。

 週に二回は銭湯に行って、コーヒー牛乳を買って飲んでいるが長い目で見てみると健康に良いのかな、とも思ってしまう。好きで飲んでいるからいいのだが、人生は六十年以上も続いている、と考えると微妙なのだろうか。

 人生の大半は面倒くさいことと嫌なことで出来ているのだと私は感じる。折角の晴れた日でも、寒いと外に出られないし、風呂に入ることすら今は(距離的な意味で)容易ではないからだ。逆に楽しいことや好きなことは全体のほんのちょっとしかなくて、その中でも容赦なく苦痛が牙をむいてくることがある。こうなると、もう眠っているくらいしか選択肢がなくなってしまうのだろう。私自身はそうでもないが、完璧を病的なまでに求めている人にとっては冬というのは不愉快な季節なんだと思う。夏も同じで、完全な条件下で外に出られる日は数えるほどしかない。(私の場合)こうなると、音ゲーでフルコンボ出来る日も週に一回あるかないかの瀬戸際になってしまうのだ。最低限のノルマすら達成出来ない(300円で一回フルコンボ)のが悲しすぎる。幸い今のところ、レートが戻ってきているのでそんなことはないが。

 大体冬は何故こんなに寒いのだろう。寒すぎて耳が痛くなるし、雪が降った日などバイトに行きづらくなっていた。ゆーっくり歩いて転びそうになったことさえある。しかも布団から出たくない(寝相が悪すぎて結局外気に触れそうになっているが)。

 それでも自分の部屋より楽しいことがあるし、我慢があまりにも出来ないので外には出る。部屋でゲームをしているよりも、どこかに出かける方が性に合っているからだろうか。誰かと食事に出かけるだけでもワクワクする。

 そんな訳で春が早く来てほしいのだが、ここで問題が一つ。今度は花粉症に悩まされて鼻水が止まらなくなり、目が痒くなってしまうのだ。結局どっちに行っても地獄を味わうしかないのだろうか。

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