今まで知らなかった割にすんなりと溶け込めて、それでいて知らない人は多いという
私はFacebookを今年になるまで使ったことはなく、それまではTwitterばかりを使っていた(インスタは使う局面が分からないので、使ってはいない)。Twitterは百四十文字というところを除けば使い勝手は良く、今では大勢のフォロワーさんがいる(とは言っても三百人足らずだが)。
私がFacebookを始めた理由は、少し前に始めたバイトが関係しているのだが、そこではTwitterとFacebookを宣伝に使用していた(周囲には事務と謳っていたが、実際のところは記者のようなものである。最近思ったのはニコ動みたいに「うぽつ」などの反応が返ってこないのが残念だということくらい。それ以外はかなりいい職場である)。しかし、今のFacebookは高齢者のツールとなっており、Twitterもいずれはそんな時代が来るかもしれないなだとか。その為、Facebookには当初苦手意識を抱いていたのだが、実際にやってみると中々簡単に投稿出来たので割と拍子抜けした。
これだけ簡単に投稿できるのに、世間ではTwitterやInstagramが圧倒的に多い理由。一番足を引っ張っているのは恐らく、「実名登録制」ではないだろうか。その上、調べてみて分かったがFacebookは何と六万文字まで投稿できるというのだ!これは短編小説が二本作れるレベルであり、既存のSNSの中では一番多いのではないだろうか(一応私もFacebookのアカウントを持っているので、今度Facebook上で小説を書いてみようと思う)。明らかに多すぎて、こりゃ敬遠されるわなとも思った。
上司曰く、「SNSも時代と共に移り変わっていく」らしく、これからはつぶやきではなく画像や動画の時代が来るかもしれないという。確かに大多数の人は分かりやすいものを好むので、そうなったとしてもおかしくはないだろうが、私としてはTwitterに馴染んだので、寂しい気持ちが多数を占める。万物は流転していくというが、それはSNSも例外ではないのだ。そんなことを思い知らされた。
ネット上では未だにTwitterが優勢だが、恐らくはハンドルネームで登録出来るというのも理由ではないだろうか。日本人はハンドルネームを好む傾向があるので、仕方ないとも言えるが。中には面白いハンドルネームの人もいるし、公式アカウントもあるから誰が誰かは分からない(Facebookは身バレの危険性があるとも取れる)。もしかしたら、ネットの世界では皆「名無しさん」でいいのかもしれない。
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