好きなキャラとはいつでもどこでも
昨今売られているキャラもののキーホルダーの存在理由は、(私の推測ではあるが)好きなキャラといつでもどこでも一緒にいたいからではないかと思う。元々、キャラグッズにそういう側面はあれど、一番一緒にいる時間が長いのはクリアファイルでも缶バッジでもなく、キーホルダーなのだ。ジッパーやバッグの金具、果てはケータイにくっつけられるコレは、可愛らしい絵柄のものが多い。キーホルダーそのものの金具も、面倒くさい旧来型のものからカニカンやボールチェーンなどより使いやすいように進化していっている。小さなフィギュアやぬいぐるみもあるし、近年はラバーストラップやアクリルキーホルダーなども出てきた。私は(家が厳しかったのもあり)それらを二つか三つくっつけるだけで良かったのだが、世の中にはジャラジャラとくっつけている人もいるようで、「何故⁈」と思ってしまう。その上、今は前の部分だけがクリアになっている(そこだけビニールになっている)痛バッグなるものも、オタク女子の間では当たり前のように使われている(ちょっと羨ましいかも)。
しかしながら、沢山くっつけるのは都内だけにした方がいいのではないだろうか。田舎では恐らく受け入れられないだろうから。それに、沢山くっつけていると、電車の中で人の迷惑になる可能性がある(満員電車の中など)。その為か沢山くっつけられる場面は限られている。
どうしてもというならば日替わりで一つずつとかにした方がいいのではないか、と私は思うのだが(それが出来るならそうしているのかもしれない。色々面倒くさいから無理なのだろう)。
とまあ、ここまで書いてきたが痛バッグは私も正直なところ軽く引いている。というのも、彼女らがくっつけている缶バッジは大抵イケメンキャラであり、それも沢山。ありすぎだろと思うくらいに推しキャラに対して惜しみなく愛を注いでいるのだ。私もグッズは購入しているが、一つで十分だと思う。大事なものは常に傍に置いておくものだと私は考えているからだ。もしかしたら彼女達は結構欲が深いのかもしれない(同じものをいくつも集めたら、私はすぐに飽きるものだし虚無感すら覚えるものだが)。ファンとしては、ある意味これ以上ないくらい金払いのいい人達という認識ではある。
けれど、そんな彼女達はブームが去ったらどうするつもりなのだろうと不思議に思ったことがある。私も彼女の行く末は分からない。猫の目のようにめまぐるしく変わる流行には、敢えて乗らない方がいいのかもしれないと私は思っているから。
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