頼りすぎ注意

(3回目です。我慢できなくなって書いてしまいました。ご了承ください)

 

 

 あると便利なもの(ざっと挙げてみても、スマホや自動車、家庭用印刷機などがある)が世の中には沢山存在するが、その最たるものがグーグル翻訳だと私は勝手に思っている。というのも、数ある翻訳アプリのなかでも精度が高く、ビジネスなどでも使えるのだ。ただ、この翻訳アプリにずっと頼っているのも考えものだと思う。というのも(私の知識が足りないのかも知れないが)、翻訳する言語によっては単語の綴りと文法が多少怪しいのだ。自分が知っている言語(少なくとも英語とドイツ語は大丈夫)ならば辞書を買ってもらったので、カバーできるがそれ以外の分野は未開拓なのでお手上げである。ものによっては僅かに分かるものもあるが、やはり辞書に頼りながら翻訳した方が痛い目を見ることは少なくなるだろう。尤も私は長文を翻訳するのが苦手なので、結局頼ることになるのだが。

 私は普段から外国語の響きをかっこいいと思っているので、創作の時によく使う(可能な限りラテン文字表記。ついでに筆記体で書いているために私ですら読めない時がある)。使うといっても英語はほぼ使わず、ドイツ語やらフランス語やらロシア語やらといった言語を使うのだが。おかげで和訳なしだと誰も読めないことが判明し、「難解だ」と言われてしまった(分かりやすい表現が嫌いなのでこればかりは仕方のないことだが)。

 翻訳アプリに頼るのは悪いことではないが、全幅の信頼を寄せてしまったらそれはそれで大変なことになってしまう。アプリは常にアップデートされているので、何が正しいのか分からないのである。また、手軽に翻訳できる分文法の間違いも多いだろう(それでも分からないよりはマシだが)。趣味の中だけで完結するのはいいが、商業作品だと恐ろしいことになってしまう(世に出ている以上は気づく人も多くなるので、間違いを指摘されやすくなる)。「カッコつける為に外国語を使うのはやめろ」と言ったところでそれは何の解決にもならない。

 本来は辞書に頼るのがいいのは前述の通り。しかし、私の部屋には紙の辞書しかないのもあり翻訳に時間がかかってしまう。電子辞書があればもう少しスムーズに進むだろうが、今度は単語の繋げ方が問題になる。結局はグーグル翻訳に頼ることになるという無限ループに陥ってしまうのだった。まあ、それでも大分助かってはいるのだが。少なくとも一番ベストな使い方は、辞書と併用すること。その方が間違いがあったらすぐ直せるから。

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