吸血鬼病を『レッテ』と呼ぶ設定や、それを社会がどのように受け入れているのか、ということが今回の話の後ろにあって、それが時折透けて見える瞬間があって、良かったです。
他の吸血鬼病を抱える子供の話があるなら読んでみたいと思いました。
作者からの返信
読んでくださりありがとうございます。
社会が彼らをどう受け入れているかを描写する時にはかなり悩みました。
普通の社会で生きていくレッテもいれば、レッテ社会の中で生きていくレッテもいます。
でも前者の場合、差別や偏見などで苦しむことが多くて多難のあまり自殺に追い込まれることも……。
レッテ社会からも、一般社会からも受け入れられなかった子供たちを育てる教師の視点で書きたかったのです。
他の吸血鬼病の子ですか……。琳音より5つ年上の瑠架くんがいますが、彼がどんな学生生活を送っているかを書いてみたくはなりますね……。
応援コメント、改めてありがとうございました!
設定が非常に好みでした。最初は「レッテ」ってなんだろう?というところから始まり、中盤で「ああ、そういうことか」と分かると一気に暗めの物語に興味がわきます。短編と言うより長編向けの素材に感じました。
ただ途中の雰囲気が良いだけに、「コ○ン」など、現実に存在する有名作の名前はない方がいいかなあ、と思います。ファンタジー色が薄まってしまう気がして、そこが残念でした。
作者からの返信
@sitina77様
拙作を読んでいただき、ありがとうございます(*´꒳`*)
元々はこの作品は二次創作で構想していたもので、2年かけて構想を練ったものを現在別作品として連載中です。
2年かけて設定を考えた甲斐がありました。「好みだ」と仰ってくださる方がいて私は幸せ者です。
ただまあ……。暗い題材で「コ○ン」と出てしまうと流石に雰囲気ぶち壊しですよね。そこはいま思うと反省の気持ちでいっぱいです。
ファンタジー色ですか……。なるほど、客観的にそう見えることが多いのですね。
いろいろ教えてくださってありがとうございます。