応援コメント

2000年3月11日」への応援コメント

  • 日本から見たらでっかい島。でもやっぱり大陸ですね……バスでそんな距離乗ってたら死にそうです(泣)
    そうでした首都はキャンベラ。地理の時間で「ええ!?シドニーじゃないの?」と驚いたのを思い出しました。
    今回のお話勉強になりました(^-^*)

    作者からの返信

    いつもご愛読ありがとうございます!
    あっという間に来週はクリスマスですね!
    (ホント早いもんだ…)

    さて、というわけで途方もなくでかいオーストラリア荒野編、
    いかがでしたでしょうか。
    漁師タイラーやバーの女海賊アリス、そして後輩坂下など、
    個性的な面々が登場しました(意外かもしれませんが、みんな実在!)。
    途中アボリジニやオーストラリア独立の話など、
    少しお堅い話題も挟みつつ、何とか最終章へと話を運びました。

    バスで10時間という長さについては、慣れとしか言いようがないです💦
    現在連載中のエピソード4では、シベリア鉄道4泊5日の旅があります。
    でもまあ、確かに退屈なのですが、この時窓辺から何気なく見た景色の雄大さは、ちょっと文章や写真でも伝わらないと思います。
    本当にはるかかなたまで何もない地表に真っ赤な太陽が沈んでいく様子などは、まるで別の惑星に迷い込んでしまったのではないかと思うほどでした。

    …というわけで荒野編が終了し、いよいよサキの待つシドニーへ!
    スイスやパリ編で登場したおてんば姫です。
    さて、この二人に未来はあるのか。

    是非これからもお楽しみいただければと思います!
    コメントありがとうございました!

  • キャンベラという国都でありながら空虚な都市の風景にオーストラリアの複雑な歴史が重なる描き方が興味深いですね。

    作者からの返信

    いつもご愛読ありがとうございます!

    以前アボリジニの視点でオーストラリアの黒歴史をご紹介しましたが、今回はさらに一歩踏み込み歴史のフィクサー・イギリス紳士について描いてみました。

    イスラエル、インド、ミャンマー、中国など、イギリス紳士によってその後の歴史が複雑化した国はたくさんあります。自分の手を汚さず、他国の内政に根を張る老獪さは、歴史を振り返ってみると芸術レベルだと褒めたくなります。

    植民地統治については肯定してはならない歴史ですが、現代の軍事力に集約されたパワーバランスよりも、よほど英知を感じます。

    自治権を認めるにしても、遷都による国力削減や、産業や軍事支援を名目とした債権者としての地位確立など抜かりなく行いつつ、しかも当事者がそれと気付く間もなくシナリオに組み込むやり方は、手練の詐欺師に通じるところがあります。

    お褒めのお言葉ありがとうございます!またしばらくはくだらない恋愛ストーリーが続きますが、今後ともよろしくお願いいたします!