恋人編
第7話 瑠奈と添い寝
瑠奈の部屋にて。
「ねぇねぇ亮くん私のこと好き?」
「当たり前だろ」
俺はそう言いながら瑠奈を抱きしめた
「亮くんに抱きしめられるとすっごく落ち着くの」
「俺が子供の時に瑠奈が泣いていた時もこうして瑠奈を抱きしめたからじゃないか?」
「え?そんな事してたの?私全然記憶ないよ?」
「てっきり覚えてるもんだと思ってたよ。
あの時の瑠奈の顔今思い出しても可愛いかったぞ?」
「もぉやめて!思い出さないで!今の私だけを見てよ!」
「もちろんそのつもりだよ?これからどんどん抱きしめてあげるよ」
「う……うん。ありがと」
「そろそろ寝ようか。俺は床に布団敷くから瑠奈は今まで通りベッドで寝てくれ」
「え?亮くんも一緒に私のベッドで寝るんだよ?」
「え?でも瑠奈のベッド2人で寝るには少し狭くないか?」
「くっついて寝れば大丈夫だよ!」
瑠奈が先に別に入り
「亮くん早く来て?」
ベッドをポンポンと叩いて俺を誘っていた。
俺はベッドに入った
「えへへ〜これからずっと亮くんと寝られると思うと嬉しすぎるよ〜」
「お…俺も瑠奈と寝れて嬉しいよ」
「亮くんの腕に抱きついて寝てもいい?」
「あぁ良いぞ」
「やったー!」
瑠奈は安心したのか目を閉じたらすぐ寝てしまった
俺は瑠奈の顔をみて今日の出来事を思い出していた
(瑠奈が俺の事を好きで居てくれるのは嬉しいけど俺が一緒に居ても良いのかな?もっと瑠奈には合う人が居るんじゃないかって最初は思ってたけど
今は、瑠奈に釣り合う様な人間になりたいって思うようになったんだよなぁ。)
「瑠奈俺は瑠奈に釣り合う人間になれるように頑張るよ。今日は付き合ってくれてありがとな。」
俺はそう言いながら瑠奈の頬にキスをした
「えへへ〜瑠奈も亮くんの事が好きだよ〜」
瑠奈はにやけながらそう言った。
瑠奈は俺と何をしている夢をみてるんだか…
俺はゆっくり瞼を閉じた
「亮太くん起きてー!!」
「う……うんもうちょっと寝かせて」
「もう!起きないと亮くんと別れるよ!」
「は…はい!!起きます!」
「亮くんそんなに飛び起きて。私とそんなに別れるのが嫌だっのかな?」
瑠奈はニヤニヤしながら聞いてきた
「あ…当たり前だろ?初めて出来た彼女なんだから大切にしたいと思ってるよ」
「えへへ。ありがと!ご飯冷めちゃうから早く食べよ?」
「おう」
リビングに降りると雫さんが居た
「あら亮太くんおはよう」
「おはようございます雫さん」
「昨日の夜は何してたのかしら?うふふ」
「お母さん!別に何もしてないよ!」
「あらそうなの?もうする事はしたのかと思ったわ。」
「それはもっと後からするの!ね?亮くん?」
「お…おう」
そんな会話をしつつ俺と瑠奈は家を出た
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