第6話 瑠奈が好き

「る、瑠奈…」

「先生と早く付き合っちゃえばいいじゃん!」

「なに言って…」

「先生に告白されて嬉しいんでしょ!」

「嬉しかったよ」

「だったら早く付き合いなさいよ!…ぐすん」

「けど俺は先生よりも瑠奈が好きだ!」

「そんなの信じられないよ!」

「私を好きだって証明してよ…」

「わ。分かった」


俺は瑠奈をそっと抱きしめた。

自分の事を言えないが瑠奈は顔が真っ赤になっていた


「これで信じてくれるか?」

「ま、まだだよ」

「え?」

「キ…キスしてよ…」

「いいのか?俺なんかで」

「好きじゃない人にキスなんてさせないよ!バカ」


俺は瑠奈を肩を持った。

瑠奈は瞼を閉じて待っていた。

俺は改めて瑠奈が可愛いと思い見つめていた


「は…早くしてよ〜!」

「じゃあするぞ」


俺は瑠奈とそっと唇を合わせた。


「んっ」


「「………」」


唇が離れるとお互い黙ってしまった


「好きだ。瑠奈俺と付き合ってくれ」

「は…はい私で良ければ」

「よ、ようやく亮くんと付き合えたよ…」

「え!?ずっと俺の事好きだったのか?」

「あ…当たり前でしょ!」

「じゃあずっと両思いだったんだな」

「そうだったんだよ!」

「じゃあ帰るか!」

「うん!」


俺と瑠奈を手を繋ぎながら一緒に校門を出た。


「そうだ瑠奈。俺の母さんが今日から海外に行ったんだ」

「え!?そうなの?」

「あぁ」

「だったら私の家に住めばいいじゃん!」

「いやいやそれは雫さんにも悪いよ…」

「お母さんは絶対賛成してくれると思うけどな〜

早く帰って聞こうよ!」


そして瑠奈の家に着いた。


「お母さんただいまー」

「おかえり。あら亮太くんいらっしゃい」

「お邪魔しますー」

「亮太くん。お母さんから話は聞いたわ 内の家に住みなさい!」

「えぇ!?」

「ほらお母さん絶対賛成だって言ったじゃん!」

「迷惑じゃないですか?」

「そんな訳ないじゃない。」

「ではお言葉に甘えたいと思います」

「いいわよこれからよろしくね♪」

「そうだ!今日亮くんに告白されたの!」

「ほんと!?良かったじゃない。ようやく夢叶ったわね」

「ん?夢?そうだったのか?瑠奈」

「う、うん中学生の時から思ってたよ」

「待たせてごめんな」

「ううん良いよ!こうして付き合えたんだから」


2人で向かい合いながら笑顔になった


「そんなとこでイチャイチャしてないでさっさとご飯食べましょ!」

「イチャイチャしてないよ!ね?亮くん」

「あ、あぁしてないと思うぞ」

「あなた達それ学校でやると引かれるわよ」

「えぇ〜」

「えぇ〜じゃないの!イチャイチャは家だけにしときなさい」


その後俺たちはご飯食べてお風呂に入った。

そして寝る時間になり


「亮太くんどこで寝る?」

「俺はこのリビングのソファで良いですよ」

「えー?亮くんは私の部屋でいいじゃん!」

「あらあら2人で添い寝するのかしら?」

「そ、それは……」

「亮くん良いでしょ?」


瑠奈は上目遣いでお願いしてきた

この表情はずるい。


「分かったよ」

「やったー!」


そして瑠奈の部屋に行った。



______________________________________________


とりあえずくっつきました笑

次話からは恋人編ということで進めて行きたいと思います。


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