第3話 雫さん
「亮太ー?委員会いこ?」
「そうだな。俺が生活委員やるって分かって手を挙げたのか?」
「そうだよ?」
(なんでわかったんだ?)
「なんで?って顔してるよ 瑠奈何年亮太の幼馴染みやってると思ってるの?それくらい分かりますー!」
「そ、そうなのか」
「ここが委員会の場所だな」
ドアを開けて中に入るとある程度人が集まっていた。
そして全員が集まった頃
「それでは新学期初めての委員会を始めたいと思います。まずこの委員会に所属して下さる先生を紹介します。」
「佐倉加奈先生です。」
パチパチパチ拍手が起こった。
「皆さんこんにちは。生活委員担当になった佐倉加奈って言います。まだ入ってきて間もないので色々教えてくれると有難いです。」
そう言いながら笑顔を見せてくれた。
大抵の男ならこれで落ちるだろう
「では今週の議題は〜〜」
「はぁーやっと終わったな」
「そうだね結構時間かかったよねー」
「今日も一緒に帰ろうね!」
「お、おう」
その後2人で校門出た。
「今日は内でご飯食べていくの?」
「そうだな今日は母親が遅くなるって言ってたからご馳走様になろうかな」
「うん。分かった!お母さんに連絡するね!」
そう言いながら瑠奈はにやけながら携帯を触っていた。
「ただいまー」
「おかえりなさい2人とも」
「お邪魔します」
「お邪魔しますだなんて他人事みたいね ふふ
ただいまって言っても良いのよ?将来はそうなるんだから!」
「もう!お母さんってば」
そう言いながら瑠奈は顔が真っ赤になっていた。
瑠奈のお母さんは加藤雫という。うちの母と同じ歳のOLのシングルマザーである
「2人とももうすぐご飯が出来るから座って待っててなさい」
「はーい」
そしてご飯が並べられた。
今日のご飯はハンバーグだった。
その後
「2人ともお風呂入っちゃいなさい」
「亮くん先に入る?」
「いや後でいいよ」
「そう言ってないで2人で入っちゃいなさい!」
「もう!からかわないでよねお母さん!」
そう言いながら瑠奈はお風呂に入っていった。
「亮太くん。瑠奈とはどう?」
「ど、どうとは?」
「なんか進展した?」
「い、いえなにも…」
「あらあらーもっと青春しなさいよ」
「わ、分かってますよ!」
雫さんは高校に入ってからくっつけようとしたがる
俺に対して不安とかないんだろうかと思ってしまうほどに楽観的である。
そう考えていると瑠奈がお風呂から上がってきた。
「亮くんどうぞー」
「おう。んじゃあ入ってくる」
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後書き失礼します。
次回は瑠奈視点で書こうと思ってます。
皆さんよろしくお願いします( ˶˙ᵕ˙˶ )
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