【2回表】3球目
小学1年生の頃、クラスのボスの女の子から仲間外れにされたことがある。
何が気に入らなかったのか、もう思い出せないのだが、彼女の癪に障ることがあったようで、私は仲間外れになっていた。他にも近所のボス的な女の子に虐められて、ボスの女の子とその子率いる男の子のランドセルを持たされた記憶がある。
今思えば、当時は病弱なこともあったが、本当に鈍臭くて、とろかった。
ご飯食べるのも遅くて、休み時間もご飯を食べていたし、準備させても遅い、歩くのも遅いと言った具合であった。
そんなわけだから、運動神経が良くてすばしっこい女の子たちがフラッグシップをとってクラスの男女をまとめていくわけだが、私完全に取り残されていたわけである。
小学校2年生からはいじめっ子の女の子とクラスが分かれたこともあり、元気に登校した。2年生の時の担任の先生が美人で大好きだったことや母の教育熱心さもあり、少しずつ勉強するようになった。3年生にあがった頃には優等生までは行かないにせよ、普通の小学生レベルでは勉強や運動をしていた。
5年生になった頃だろうか。クラスを引っ張るようなポジションにつき始め、勉強や運動もある程度でき、先生からもよく指名されるような優等生ポジションを確立していったわけである。その時には虐めなんていうものは程遠く、虐めっ子が私に勉強を教えて欲しいと相談に来るようになった。
ちなみに余談だが、小学生で女の子に虐められたが、中学1年生の時にはクラスの野球部の男の子に虐められる事になる。こちらも中学2年くらいから少しずつ勉強も運動もできるポジションを確立して、中3の時には完全に優等生ポジションを親友と確立し、虐められる側から虐められてる子たちを助ける側に変わるわけである。
高校生でも1年生の時に親友と仲違いしたり、スタートがあまり得意ではないのが私の過去である。
そういえば、中学2年生くらいからだろうか。自分が人から好かれるにはどうしたら良いかを本気で考えるようになり、試行錯誤を繰り返し、中学高校と言動の修正を重ねていたように思う。
今回は人との関わり方の観点から話をしてみたが、次回は小学校時代を再度見直すと共に少しずつ中学校のお話もしていこうじゃないか。
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