死なずのジャック(出張版)
毒島伊豆守
第99話 神聖帝国カークヨゥム
※ノベルアップ○というサイトで連載している「死なずのジャック」という作品の99話目です。
イミワカンネという方はスルー推奨。
ナニコレ、チラミシヨッと興味が湧いた素敵なあなたは是非第一話からお読みになってください。(死なずのジャックで検索)
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「ここがカクヨムの世界か……」
ノベプラというプラットホームに登場人物を縛り付ける
メタフィクションを操作でき、今こうして画面を見ているあんたのことも認識している特異な存在ってことだけ知って呉れりゃあいい。
俺の泥だらけのブーツは、ついに世界最大の版図を誇る神聖帝国カークヨゥムにその一歩を刻み込んだ。
「今までとは世界の広さが違うなぁっ」
ついにサイト間の国境を越えた達成感に満ちた俺を、通りすがりのカークヨゥム人が呼び止めた。
「あんた、
「ん、そうだ。ここに入るのに連載中断期間含めて6週間かかったぜ」
「来たばかりでなんだが、引き返しなせえ」
「なんでだよ、おっさん」
「ここは今五回目のコンテストの真っ最中でな。一見さんにはかなり厳しい世界なんだ」
「コンテストには出ねえよ。死なずのジャック様を縛ることは誰にもできねえってことを証明するためにこっちへ来たんだからな」
カークヨゥム人の男はため息をついた。
「あんたのもってるノベルア○プ+の応援ポイントやノベ○ポイントは
「ああ、するってーと、俺が今までの冒険で
「そうだ。両替もできないぞ」
「マジかよ。☆無し文無しじゃ何もできねーじゃねーか」
「しっかりデュアルで連載して地道に☆を稼いではどうかね? それでも稼げる保証はないが」
俺はしばし考えた。
そして、親切なカークヨゥム人のおっさんに
「いろいろ教えてくれてありがとよ。ちっと出直すわ。また来るかもしんねえけど」
と言って滞在時間5分で神聖帝国カークヨゥムを後にしたのだった。
(ノ○ルアップ+に続く)
死なずのジャック(出張版) 毒島伊豆守 @busuizu
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