6話 ご近所付き合いと登校
家に帰りps4でゲームをやっていたら母親が
「お隣さんのお家ね、建設中の家が今日終わって住み始めたらしいのよ。イギリスからのお引っ越しらしくて挨拶に来たのよ。日本語がうまかったわ」
そう言われたが、今はゲーム中で俺は興味もなかったので返事を適当に返して、ゲームを再開した。その日の夜にお隣さんが家族全員で訪ねてきて
「今日から隣で暮らすアレス・アークレイです。そして嫁のオリビア・アークレイと妹のシャルロット・アークレイと姉のソフィア・アークレイです。今後よろしくお願いします。」
姉はシャルロットさんの3つ上で今大学1年生らしい。
俺は夕方に言われたことを思い出し、シャルロットさんのお家なんだと気づいた。シャルロットさんもこちらに気づき、俺は会釈をしたらシャルロットさんも会釈をした。そしたらソフィアさんが
「シャル、一ノ瀬くんと一緒の学校じゃない?」
そう言われて、どちらの家族も
「「そうなのか!」」
と驚かれ、アレスさんが
「娘と仲良くしてくれると私としても助かるよ」
話しかけられたので、
「今後ともよろしくね、シャルロットさん」
とシャルロットさんに話しかけたら
「よろしくお願いします!」
と学校では小さく話していたのとは裏腹に、普通の聞こえる声で返してくれたので少し嬉しかった。
「では夜遅くにすみません、おやすみなさい」
最後にアレスさんが家族に話しかけて帰宅した。
「大輔、シャルロットちゃんと知り合いだったのね。お隣さんなんだし縁もあると思うの。だから仲良くしてあげてね」
母親が言うと、父親が
「美人さんとお近づきになれるなんてラッキーだな、彼女候補か?」
笑いながら言われたので、
「そんなんじゃないよ、でもできるだけ仲良くなりたいな」
父親に軽く答えた。向こうは美少女、俺は平凡な一般人だ。眼中にすらないよと思いながら自室に戻って寝た。
次の日の朝、登校しようとしたら
「おはようございます。よければ一緒に登校しませんか?」
と話しかけられたので、俺は何が起こっているのかわからないまま「はい」と答えて一緒に学校に登校した。登校中にイギリスでは何をしていたのか、日本ではどんなことが有名なのかを話して、意外にもシャルロットさんはアニメが好きでアニメの話で盛り上がっていたら学校に着いた。
登校中に森本さんと目があった気がするが気のせいだろう...そう思いながらクラスに入った。
「一ノ瀬くん、なんでシャルロットさんと登校してるの?もしかして私の時みたいに告白して付き合い始めたのかな?」
気持ちがもやもやして登校していった。
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