第4話洞窟の王~選ばれるべき人間①
ーー「洞窟」内部には、「瘴気」がある、正直生身の人間にはこたえられないくらいの、きつさである
「うっ」「わわ」
ーーそこには「残骸」が出る
残骸、とは人が、正気を失い異能を持ち人を襲う状態になったもののことを言う
それは「夜の月」を恐れる
そして、何よりもーー「昼の光」を怖がる、だから洞窟の内部にいるのだ
そこへ、悠然と歩いてくる一人の男がいる「ダメ人間」ことオッサン、「藻の花」だ
「くぅん」オオカミと化した「残骸」は甘えるような声を出す
ーー昔から、「彼」は、「藻の花」に、甘えてきたのだ
舌を出し、そのほほをぺろぺろとなでる「ふふ、くすぐったい」
藻の花は、洞窟の王であるーーここに住んでいる「24人」の残骸の「王」
ーー洞窟の奥へ進むと、24人に対して体を差し出す
「24匹」の狼は、その体に食らいつくーーー「藻の花」もまた「残骸」
の、「生理」を持つ人間である
ーーそして、その能力の一つに「自分が愛護する「残骸」に体を食わせた場合
ーーほかの残骸の能力や、「体」そのものを「残骸」になじませることもできる
もちろん「この場合に限り、超常の再生能力を持つ」
そのうえ、少しずつであるが「24「匹」は、「24人」になろうとしている
喰うたびに、少しずつ人間の肉体になりつつある
「おいしいの、いっぱい食べてね」腹を食いつかれ
胸を咲かれ、のどを食らわれながらーー全身で、血みどろになりつつも愛を示す
24人を心の底から、抱きしめる
ーーそして、そっと体の内側に、指を這わせる「大丈夫、二人のことも忘れてないよ」
ーー能力は「カーテンふぃぐツリー」絞め殺し木ーー体の中に、「残骸」がいる
それも、こちらの場合ーー全身
外にいる「24人」と違い、成長こそしてないが、(逆に丸まっている、少し小さくなっているが)
こちらもこちらでーー「宿主」の栄養を吸っている、それも「入ってから、一日も欠かさずだ」
ーーーわかっている、二人を、、、、みんなをもとに戻す
みんなを愛しているからーーだから、元へ戻す
そのために、苦手な「仕事」も頑張る
「--だから行くね「残骸を守る仕事」
ーーー「捕獲」
少しこちらを見て離れていった一匹に、たいし愛を示す、はぐをする
ーーー私のすべてこの子たちのためにーーー「献身」である
ーー「献身」こそ、テーマそしていきがい「壁宿」の「献身、洞窟王藻の花」
ーーちなみに、ここは秘密である、みんなにはばれてるが
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